プラド美術館

プラド美術館

プラド美術館

プラド美術館

トレド
トレド

トレド

王宮

王宮

グラナダ 大学

アルハンブラ宮殿

ミハス

サグラダファミリア聖堂

モンセラート

モンセラート

フレンドツアー(阪神航空) スペインハイライト8日間

参加者17名(中高年夫婦3組、ペア−ギャル2組、新婚1組、ペア−中年婦人1組、単独男2人・女1人)

・料金的には平均レベルのツアーだけに参加層も雑多。参加者の大半がヨーロッパ旅 行のリピーター、阪神航空のリピーターは意外に少なかった。

 

 11/14 機中(イベリヤ航空―――往復とも)

離陸12:40。座席やや狭く感じる。昼食は和食15:00。

シベリア上空を飛行。何もない(正確には、大地と、雪と、清浄な空気がある)。

夕食は和洋折衷15日1時頃。この時期は、夜が長く、明るくなったと思ったらすぐ夕方。

 

11/15(日) マドリッド

市内観光。プラド美術館はゴヤ門から入り、ゴヤ、グレコ、ベラスケスなどを駆け足で観る。ゴヤの裸婦像は貸し出し中。もう一度自由時間に行きたかったが、残念ながら翌日は月曜日で休館。

トレド観光はカテドラル、アルカサル、サント・トメ教会、市内散歩。街全体が博物館、フオトスポット多し、女性は全員感嘆の声(差別用語か)。

マドリッドに帰って、スペイン広場。ドンキホーテ像の前で写真を撮るだけ。ここは治安が悪く、カメラだけを持ってバスを降りろとの添乗員の指示。

 

11/16(月) マドリッド  17:50発イベリヤ航空にてグラナダへ

グラナダ出発まで自由時間。マドリッドの月曜日に、開いている主な施設は、「王宮」、「ソフィア王妃芸術センター」のみ。

「王宮」は、建物、絵画、置物など、一見の価値あり。古有田焼の大壷など、お宝鑑定団ではないがウン千万の代物がたくさんあった。かつての征服者スペインを髣髴させるものあり。

「ソフィア王妃芸術センター」は、現代絵画のみ展示。2〜4階に分かれており、ピカソのゲルニカは2階。現代絵画に美は感じられない。地下1階のバールで見学に来ていた子供たちと一緒にサンドイッチをつまむ。日本人とすぐ分かるようで、「こんにちは」と話し掛けてくる。

 

<閑話休題>  国内は不況で暗いが、スペインに来て見ると観光地は日本人だらけ。

韓国人は全く見なかったし、白人も少なかった。しかし、添乗員によると、出発の日取りの関係もあって、日本人が目立つだけで、確実に減っており、自分の添乗も年内の予定はまだないとの由。

一方、スペインは10数年振りの好景気で、失業率は悪い時の半分以下(といっても今の日本レベル)、街中で掘り返している。とくに、なぜか工事中の教会が多い。

 

「ソフィア王妃芸術センター」の後は、市内を散歩。古めかしい同じようなたたずまいの曲がりくねった路地が続く。どちらに向かっているか分からなくなりそうだが、地図と教会の尖塔を頼りにのんびり行く。道行く人に尋ねても親切。地図を示して教わる。煙草を吸いながら歩いてきたオネエチャンが話し掛けてきて、何かいっている。同伴者もいるし、身構えて聞いていると、動作から、このあたりは危ないから気をつけろと注意してくれたらしい。急いで、繁華街グランビア通りにでて、ショッピング。

しかし、2〜4時はほとんどの店が休み、三越は3時から開いているが、品揃え少なく、高かった。

 

グラナダ到着。ホテルは大学街のなかにあった。ホテルでの夕食中、グラナダ大学の学生のラテンバンドが飛び入り。演奏中小生に向いて、ハッピイバースデイをやり始める。成り行きで、チップつきで彼らのCDを買う。

 

11/17(火) グラナダ、ロハ、ミハス、コスタ・デル・ソル

早朝ホテル周辺の大学街を散歩。壁にかかれた、できのいい落書きに感心。

早くから学生が登校してくる。日本と比べてどうだろう。

   アルハンブラ宮殿観光、2時間ほどたっぷり。フォットスポット多し、フイルム多目の持

  参要す。

ロハで昼食、味噌汁風スープが出たが珍味。

ミハスは土産物屋ばかり、民家のあるところも歩いたが、ほとんど新築の家並み。評判倒れ。

コスタ・デル・ソルは海岸沿いのリゾート。夏来るところだろうが、海岸を散歩し気持ちよし。

 

11/18(水)マラガ空港へ 7:15発イベリア航空にてバルセロナへ

バルセロナにつくとすぐ市内観光。

ガウディが設計したグエル公園。同じくガウディ作のサグラダ・ファミリア聖堂。この教会は工事をはじめて100年以上経つとのことだが、完成までまだ60年から100年かかるとの由。要するにいつ出来上がるかわからないとのこと。その要因は、一切民間の寄付と、最近では加えて入場料のみに頼るための資金不足にあるとの由。日本人との民族性の違いを感じる。いずれが好いとはいえない。また、どうせ工事は休んでいるだろうと思っていたが、クレーンも入り沢山の人が働いていたのに驚いた。

ガウディは建築工学的に先見性のあった人だということだが、造形的には奇をてらったようで

 落着かない。

ピカソ美術館。13歳頃からの具象画も多く、収集数では世界有数。なるほどピカソは天才だと納得、それも努力型と思われる。

午後自由時間となり、カテドラル、コロンブスが通ったという王の広場、市歴史博物館を観る。市歴史博物館は、ローマ時代の遺跡が地階であるがままに見れるので、興味のある人には良い。

夕食後、フラメンコショウ。迫力あり、眠くならなかった。

 

11/19(木) バルセロナ

自由時間だが、オプショナルツアーのモンセラート半日観光に参加。高いので止めておこうと思っていたが同伴者の希望で、結局行く。奇岩と、修道院と、黒いマリアさん。同伴者その他参加者は良かったといっていた。

午後は、同伴者に加えペア−の中年ご婦人組みを引率して、カタルーニャ美術館ならびに市内観光。カタルーニャ美術館は、ロマネスク、ゴシックだけを見る。全部は体力的に無理か。教会絵画の数では世界一。

ランブラス通り、グラシアス通りを散歩、ショッピング。

 

11/20(金) バルセロナから14:15発イベリア航空で帰国の途へ

出発までの自由時間は、ホテル周辺で散歩。ホテルの周辺は比較的新しい街だが、それでも19世紀後半に建った建物がさりげなく沢山ある。イタリアでも想ったが、石造文化の歴史の重みを感じる。

出発の遅れ等で13時間30分飛行の予定が延びて、16時間ぐらいかかった。それにしても、イベリア航空の機内食はまずい。 成田到着11/21(土) 13時30分。

 

ホテル寸評(独断の星つけ)

  ホテル名

立地

雰囲気

部屋

総合

ミンダナオ(マドリード)

3

3.5

3

3.5

グラナダ センター

3

3.5

3

3.5

メリア・コスタ・デルソル

4.5

4

3.5

4下

マジェスッティク(バルセロナ)

4.5

4

4

4上

 

交通

マドリードとバルセロナの自由時間では、すべてタクシーを利用。タクシー乗り場でも流しでも、安心。おつりもきちんとくれる。チップは100ペセタ未満の端数、25ペセタぐらいで良い。行き先はローマ字の棒読みでまず通じる。日本のタクシーより感じが好いくらい。

 

観光施設

自由時間の観光は、開・閉館時間をよく見て行くこと。とくに、月曜日は、ほとんど閉館なので要注意。マドリードの王宮は65歳以上無料(パスポートで確認)。

 

治安

添乗員が猛烈に脅かした所為もあって、事故なし。しかし、ドラッグ類(阿片も含む)が、売買は罪になるが、自分で所持し嗜むのは罪にならないという、世界で類のない国だけに、恐ろしい。添乗員の言うことを比較的素直に聞いた。

 

添乗員

30代後半と思われる独身女性。スペインに留学していたとのことで、通常のスペイン語会話が不自由ないレベル。話に無駄がなく、客にべたべたしないタイプ。月2回はスペインに来ていたが、最近は景気が悪く年内の添乗予定がないとのこと。

 

 

スペイン旅行

1998年11月14日〜21日まで,マドリッド・トレド・グラナダ・ミハス・コスタデソル・バルセロナ8日間のツアー。プラド美術館は再訪したい。トレドは奈良・京都に当たるか。旅程のどこでも,日本人が目に付く。添乗員によれば,これでも減っているとの由。
この国は麻薬の売買は罪になるが、所持と嗜むのは罪にならないとの事であり,中毒者が多いはずである。
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