カナダ日記2005
為替レート:1CAD(C$)=約¥90
Vancouverの8月上旬平均最高気温 22度前後
西海岸との時差 -16時間(夏) 日本の朝9時=こちらは前日17時

8月13日 日の出;6:02  日の入り;20:31  日照時間;14時間 29分
2005年9月17日(土) カナダ滞在費用
滞在費をパソコン管理していたデータに基づき、整理し本日アップしました。
費用総額は137万円。
支払いのほとんどはカナダドルでしたが、日本円に換算(レートは 1C$=¥94)。
2ヶ月間、2人の滞在費として高いか安いか見方はいろいろあると思います。
バンクーバーのダウンタウンの中心近くの快適なアパート住まい、行きたいところにほぼ出かけ、ストレスの溜まらない食事をし、新たな知り合いにも恵まれ、結果は無事に帰ってこれたことで、2人は満足しています。
費用の詳細は「生活あれこれ Canada」のなかの、滞在費用をご覧下さい。
なお、バンクカードについても、バンクカードに追加UPしていますので、併せてご覧下さい。
2005年9月1〜2日(木、金)晴 万歩計 11000歩
  早朝5:10ワンダーランドツアーズさんの車にてアパートを出発。バンクーバー空港は思ったよりすいており、早くUAのチェックインが出来た。
何事もなくと言いたいところだが、UAのサンフランシスコ乗り継ぎの時、Chucowの初歩的ミスにより危うく乗り遅れるところだった。
  UAは往きは乗り継ぎ地のサンフランシスコで機内預け荷物を一度ピックアップした。帰り便についてはリコンファーム不要だったが、念のためUA日本に荷電し、予約状況を再確認した際、中継地でのピックアップについて確認すると、往きと同じとの回答を得ていた。
サンフランシスコ乗り継ぎの時、ピックアップのためバゲッジクレイムに到着、ターンテーブルが回り始めたところで念のため自分のバゲッジの控えを見ると、バンクーバー/ナリタになっている。近くのインフォメーションで再確認するとスルーでナリタとのこと。
急いでトランジットの口に向かったが、一度外に出た状態になっており、長い道のりを歩き再度セキュリティチェックを受ける羽目になった。搭乗ゲート到着はその少し前に最終案内を聴くタイミングだった。
反省点;思い込まないで、バゲッジの行き先を控えで確認すること。Chucowの初歩的単純ミスの一席でした。
その他はとくに問題なく、成田に到着。2ヶ月間空港近くの駐車場に預けておいた車も、電話連絡により空港出口に届けられ、自分の車で無事帰宅できた。
自宅は幸いにも盗難に遭わず、地震台風による損傷もなく、無事だった。

<この日記には、整理が出来次第、滞在費用の詳細をUPいたします。
その他の事項についても追加UPしたいと考えています。
今後は毎日ではなくなりますので、日記とはいい難くなりますが、時々覗いていただければ幸いです。
ひとまず、永い間つたない滞在日記にお付き合い頂き真に有難うございました。読者の皆さまの励ましにより最後まで続けることが出来ました。厚く御礼申し上げます。>
2005年8月31日(水)曇りのち晴 万歩計 15000歩
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 滞在最後の日。明日は早朝の出発。午前中に荷物のパッキングを終えた。YouYouの工夫によりどうにか、入れ物を増やさず収まった。この仕事についてはChucowは役に立たない。
午後から、これまで最もよく歩いたスタンレー公園とイングリシュベイを散歩。スタンレー公園のローズガーデン付近(@)。同じくロストラグーン(A)。帰り道(B)。いずれも、秋の気配が濃厚、一部木の葉が色づき始めている。2ヶ月お世話になったアパートの玄関(C)。

 バンクーバーに到着した7/1から少しの間は曇り空が多く、7月後半からすばらしい晴天が約1ヵ月半続き、このところまた曇り空、時々雨が多い。
地元の人に聞くと、9月後半から雨が多くなり、それもシトシト雨、冬はどんよりとした雨空になるという。
最も好いシーズンにバンクーバーに滞在できたようだ。
地元の方とも知り合いになれ、安全・快適に滞在でき、ハイキングやゴルフをご一緒させていただいたことも幸運だった。御礼申し上げます。

2005年8月30日(火)雨 万歩計 8000歩
7/11から50日間使ったShaw社とのインターネット契約を解約し、モデム・ケーブル等を返すため、同社のカスタマーセンターを訪ねた。この契約は始めからワンダーランドツアーズさんに仲介頂き、解約に当たっても手続き・場所等を事前調査いただいていたので、今日は必要なものを持ってゆき、若干のやり取りをするだけでよかった。
お役に立つことも有るかもしれないので、場所等を次に記載。
Shaw社カスタマーセンター(右写真)
1067 West Cordova St.(Shawタワービル1階)
 phone;604−629−8888
必要物;モデム・ケーブル等一式、パスポート、クレジットカード

7/8からEast Wind Canada社からレンタルを受けていた携帯電話も解約、現物を返還した。
あとはアパートの鍵を出発の日に返すだけ。

<今日の日記はコンビニ屋から発信しました。>

2005年8月29日(月)曇り時々雨 万歩計 7000歩  ゴジラとイチローの試合観戦
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観光の締めくくりは「ゴジラとイチローの試合観戦」。
ある旅行会社の日帰りパックを利用した。当初からChucowはこの試合の観戦に行きたかったのだが、YouYouがアメリカに行くのは危ないからいや、と反対。半ば諦めかけていたところ、無料の地元紙の広告に旅行社の日帰りパックを見つけ、「日本の旅行会社の団体パック」で口説き落とし行けるようになった。結局はChucowツーリストの手配より、日本の旅行社の方が安心ということらしく、面白くないが今回は妥協。しかし自分で手配するとナイターなので1泊することになり、費用的には日帰りツアーの方が安上がり。
前置きが長くなった。13:00ダウンタウンのホテルを出発、日本人ばかり37人の参加。やはり若い人が多い。バスでの国境越えは初めてだが、時節柄バスでもしっかりチェックが行われており、入国通関に待ち時間を含め1時間掛かった。入国検査は普通だったが、再度の指紋チェックはなく比較的簡単。通関では野球観戦団体なので荷物が少なく、荷物を渡されるとき、イチローorマツ〜イと聴かれ、イチローと答えると、にやっと笑って荷物をくれる、のんびりした風景。
6時前にシアトル、セイフコフィールド球場に到着。イチローの写真の前でツーショットの記念写真を撮ったり、Tシャツ、夕食を買う。
7:05開始。定番のアメリカ国歌斉唱は起立。イチローの先頭打者ホームランで試合が始まったが、試合に関しては詳しく書かない。
レフト側外野(@)。ライト側外野(A)イチローが小さく写っている。イチロウの打席(B)。内野席上の通路(C)。
我々の席は1塁側内野席上段。このあたりは本来マリナーズの応援席なのだが日本人客が多く、イチローと松井のボードを用意してきて交互に出している人がいれば、ヤンキースのユニホームを着た外国人観光団が紛れ込んだりで、混ぜこぜ。ブーイングも阪神フアンのように激しくない。応援風景(D)。
負け試合のクローザー長谷川の投球(E)。松井の打席(F)。この日の2番バッター松井にはいいところで打席が回らなかったせいもあり、声援が少なくやや寂しかった。
Chucowの好きなヤンキースのクローザー、リベラの投球(G)。
ヤンキースがマリナーズに7対4で勝ち、程よい打撃戦、イチロー、松井が打ち、長谷川も投げ、リベラが締めるという願ったりの試合でした。
バンクーバーのホテルに帰りついたのは夜中の1時30分頃。歩いて20分ぐらいだが万一に備え、話をつけておいたガイドさんとタクシーに同乗、無事帰宅。

これが今回最後の観光。明日からは帰国の準備。YouYouにしりを叩かれながら色々忙しい。
2005年8月28日(日)曇り時々雨 万歩計 7000歩  カナダのマイノリティ
<写真はクリックすると大きくなります>
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今日思い立って、インド人街を訪ねた。インド人街はメイン通りと49アベニューが交差する辺りにあった。通りの両側にインド料理や衣類の店が多く並んでいたが、10数年前にシンガポールのインド人街を訪ねた時の様な強烈な印象がない(A)。
7/26にはチャイナタウンを訪ねている(@)。ここも面としての広がりは感じられなかった。
恐らくチャイナタウン、インド人街ともに職場としての機能が強いのだろう。
中国人はリッチモンド市に多く住みその人口の過半を占め、インド人はサレーに多く住む。それぞれ民族ごとにコミュニティを形成し、確固たる地盤を作っている。職業にも特色があり、中国人の商売、インド人のタクシー運転手など。
コミュニティ、職業ともに生き行くための生活の知恵が詰まっているのだろう。

バンクーバーは人種のルツボ、日本人が入っていても違和感がないとかつて書いた。去る直前になっても、その印象に変化はない。
それでは日本人が目立たなくなる人々がどれ位いるか、調べてみた。

カナダ政府統計
(2001年)によると次の通り。
2001年の人口:29,639千人
うち少数民族:3,983千人(13.4%)
うち先住民:976千人(少数民族には含まれていない)

<少数民族の内訳>Visible minority popuration , by province and territories より。
区分 人数千人 区分 人数千人
中国 1,029 南アジア(主にインド) 917
黒人 662 フィリッピン 308
アラブ/西アジア 303 ラテンアメリカ 216
東南アジア 198 韓国 100
日本 73 その他 102

日本はカナダにとってアメリカに次ぐ輸出入の相手国。
左の写真は昨日海洋博物館を見学したとき、すぐ側で見つけた掲示板。バンクーバー港の実績を示すと見られるが、日本がダントツ。

カナダとは交流の歴史を踏まえ、人、経済ともに深いつながりを持ち、
親日の人は多い。
ロングステイヤーにとって、第1級の滞在先と信ずる。

<明日、こちらの日付で8/29にシアトルで行われる大リーグ マリナーズ対ヤンキーズ戦4回戦の第1試合(ナイター)の観戦に参ります。お知り合いのどなたか、録画しておいていただければ、大喜びです!!>

2005年8月27日(土)晴 万歩計 9000歩  レストラン 少しだけ
私ども、とくにChucowは食通でも、食道楽でもない。今回も、始めは外食と自炊を半々のつもりだったのが結局は自炊のほうが多くなっている。従ってレストランガイドは不適任。
ロングステイヤーの方がバンクーバーに来られて、早々外食となったとき入る時のヒントになればとの想いから列記する。
まず、荒っぽいことを書きますが、下記の店を探す神経を使うより、滞在先近くの中華か朝鮮レストランに入ること。両方ともはずれが少なく、料理が速く出てくる。寿司屋は日本語の通じない店は避けた方が無難。
料理は分量が多いので、平然と1〜2品に留めること。残ったら言えば持ち帰りはごく事務的に処理してくれる。
<たまたま入って旨かった店>
店名 行き方 コメント
The Keg サーロー店 ロブソン通りとサーロー通りの交差点近く、サーモンビレッジの筋向い ステーキチェーン店。プライムリブ(醤油系ソース、西洋からし付)がお勧め。smallで充分。
The Fish House in Stanley park スタンレー公園ピッチアンドパター近く。公園の地図を入手すること。 海鮮料理。14:00からのアフタヌーンティー。
Bridges Restaurant グラビルアイランドのフェリー乗り場近く。黄色い建物。 海鮮料理。スープも良かった。L財団のYさん推薦。
Liliget デービー通りのデンマン通りに交差する50m手前の左側。間口半間。 ネイティブインデアン料理。17:00から。バファロー・鹿肉等の船盛りの2人用Platterがお勧め。
悦海大酒家 ハイアットリージェンシーホテルと同じビルの地下。 中華料理。旨くて、注文受けが明快で、早い。
漢記 ロブソン店 ロブソン通りとブロウトン通り交差点近く。 中華のチェーン店。旨くて安い。
Jang Mo Jib ロブソン通りがデンマン通りに交差する手前、右側。 朝鮮料理。旨くて安い。
星寿司 グランビルアイランドのグランビル橋下。Creekhouseの裏手。 日本同様の寿司が食べられる。
phone;604−669−9030
みこ寿司 ロブソン通りとブロウトン通り交差点近く。 日本同様の寿司が食べられる。
phone;604−681−0339
バンクーバーで日本料理店の看板を掲げる店は200店近い。イタリア滞在のときはローマでも数店。全部の店で食べたものだが、バンクーバーでは逆に多すぎて一握りの店しか行っていません。もっと美味しい店がたくさんあるでしょう。

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海洋博物館を見学(@)。
帰途イングリッシュベイでホッケーの練習をゆっくり眺める。男に混じって女性が一人対等に渡り合っている(A)。ホッケーのことはよく分からないが、動きが速くみていると面白い。
2005年8月26日(金)晴 万歩計 13000歩  日本人とコミュニティ
<訪問者数のカウンターが20万目前となりました。20万人目の方、メールにてご連絡ください。帰国してから、カナダ土産のささやかな粗品を差し上げます。>

ダウンタウンを歩いていると、やたらに日本人が目に付く。それも若い人が極めて多い。地元の日系人Uさんに聞くと、それはダウンタウン特有の現象で、ブリティシュコロンビア州、あるいはカナダ全体では日本人は目立たない、とのことである。同じUさん、日本人Mさんに日本人はどれ位いるのでしょうかと尋ねたが、お二人の数字にだいぶ開きがある。私なりに調べた結果は次の通り。
<カナダの日系・日本人>
種別 人数 コメント
日系(カナダ国籍) 73,000 2001年カナダ政府統計
永住者(永住権保持者) 24,622 2005年外務省在留邦人統計
長期滞在者(3ヶ月以上の滞在者) 16,211 同上。
合計 約114,000

11万人強が把握できた人数。この他に3ヶ月未満の滞在者、短期の旅行者等がいるのだが、カナダ全体の統計数字を発掘できなかった。
長期滞在者には、駐在員その家族、ワーキングホリデイ約5000人、研修・留学生、ロングステイヤー等を含むと思われる。
確かに中国人、インド人には遠く及ばず、フィリッピン人、韓国人と比べても少ない(カナダのMinorityについては別の日にUP)。

1941年に強制収容され全てを失った日本人は22、000人。現在、約100,000人の日系、永住者を中心に多様な業種の事業活動を展開するとともに、数多くのコミュニティを作りお互いの絆を強められている。
日系のバンクーバー等「タウンページ」に載っているコミュニティーだけでも50以上の会がある。県人会、隣組、移住者の会、スポーツ、芸道、業種別、宗教、趣味、大学など多様。
最近のバンクーバー新報にはスティーブストンとのつながりを感じさせる和歌山県人会のピクニックやゴルフ大会などの告知も見られた。

午前中、スタンレー公園ミニゴルフに出かけた。今回が最後だろう。YouYouはマズマズ。Chucowはとうとう一度もパープレーで回りきれなかった。気晴らしにはいいコースです。
2005年8月25日(木)晴 万歩計 10000歩  バンクーバーっ子のラフな服装
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バンクーバーに7/1に着いて今日まで56日滞在している。夏の盛り。
Chucowの服装。持ってきたジャケット、普通の靴は一度も着用せず。うえはTシャツか半そで襟付き、薄手の長袖シャツの期間も長かった。ポケット代わりのベストを重宝。ズボンは綿パン。靴はスニーカー。
YouYouの服装。ジャケット・ジャンパーなど持ってきたものは一通り着用。うえは数枚の長袖Tシャツをとっかえひっかえ。イタリア滞在のときはパソコンを持っていったため着るものを減らし、YouYouから着たきりスズメだと文句を言われたが、今回もほぼ同じだが、前ほどの文句は来ない。
バンクーバーでは周りの人が似たり寄ったりのラフな服装。こちらでは衣替えの習慣がないのか服装はまちまちだが、繁華街を歩く人で着飾った人はあまり見ない。
撮影日(以下同じ)7/1親子(@)。7/8コンビニ屋の前(A)。7/25スーパーのレジ(B)。7/26中華街(C)。8/6クラッシック自動車ショウ(D)。8/13ファーマー市(E)。8/18イングリッシュベイ(F)。8/21インド人のパーティー(G)。
以上の写真はバンクーバーっ子の服装例として出した。使わなかったフィルムで創るエピソード編、総集編のきらいが無きにしも非ず。今日まで撮った写真は約3000枚、2.15GB。その内HPに使ったのは2割もないでしょう。今日のは編集にかなり時間が掛かっていますので、ご勘弁ください。

今日はダウンタウンにてウインドショッピング。
2005年8月24日(水)晴 万歩計 32000歩  ナナイモ観光
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<写真はクリックすると大きくなります>
急に思い立って、バンクーバー島のナナイモに日帰りで出かけた。ナナイモは州都ビクトリアの北110kmにある島第2の町。バンクーバーのバスデポからグレイハウンドのバスを利用、バンクーバーの北西ホーシューベイからBCフェリーに乗っての旅。グレイハウンドはウイスラーに行ったときも利用したが、予約が要らず、安く、本数も多いのが気に入っている。シニア料金が62歳以上というのも面白い。
ナナイモのダウンタウンの港(@)。ナナイモの町をバンクーバーで無料配布されている情報誌「びんぼうひまあり」の案内にしたがって回ってみたが、著者の解説に乗せられた感ありで、19世紀後半の建物なども写真に収めたが、ご紹介は控える。著者の筆力を誉めておこう。海岸線は綺麗でゆったりと時間を過ごした。
ナナイモの港から10分のフェリーで渡れる小島ニューキャスル島に足を伸ばした。海岸線沿いに造られた島の遊歩道を散歩し、帰途フェリーの時間待ちで寄ったキャンプ場の施設で思わぬ展示に出くわした。
壁一面に写真、床には昔の工作機械などなどが無造作に展示されてあった。写真展示の1枚に目が吸い寄せられた(A)。中ほどの4人の女性の写真は日本人に見える。展示物も日本の茶碗の破片に見える(B)。会場の担当者であるネイティブの中年女性に伺うと、「そのとおり、この島には日本人が働いていた。日本人だけでなく、多くの東洋人、白人が漁業、石切り業に従事していた」。かなり訛りのある英語で熱心に会場の展示の説明をしていただいた。1時間に1本のフェリーの時間が迫り、残念ながら退去した。こんな小さな島にも日本人の足跡を発見。感無量。
海の上で日没を見たくわざわざ遅い時間のフェリーにした。沈む夕日(C)。
2005年8月23日(火)晴 万歩計 5000歩 物の値段
<8/20 「日系カナダ人参戦者慰霊碑」の碑文の訳につき、バンクーバー在住の日本人Mさんに点検をお願いし、同日の日記を修正いたしました。Mさんに御礼申し上げます。>

 物の値段

読者の皆様方のご関心は日本と比べて安いか、高いかにあると拝察しますが、YouYouは品質・売り方の違いなどから、厳密な比較は難しい、ナマの資料をご覧頂きご判断頂くしかない、と言っております。
C$1=約¥90
品名 値段C$ 品名 値段C$
パン1斤半(1袋) 1.98 米5kgカリフォルニア 11.69
冷凍うどん5玉 3.99 豚肉1パック 5.8
牛肉1パック 3.03 鶏肉1パック 1.6
ローストチキン1/2 4.99 ハム1パック 2.6
ソーセージ大1本 3.61 鮭1切れ 1.88
ジャガイモ1k 2.18 たまねぎ1k 2.18
トマト1k 2.2 もやし1k 2.18
米ナス1k 4.39 かぼちゃ1k 3.73
きゅうり1k 2.98 マッシュルーム1k 6.59
りんご1k 2.84 ネクタリン1k 3.29
プラム1k 5.49 プルーン1k 2.2
もも1k 11.0 スイカ1k 2.18
牛乳2L 2.56 水1L 0.92
ヨーグルト500ml 4.29 ジャム小瓶 2.38
卵12個 4.99 サラダ1パック(小) 1.58
沢庵1本 4.69 豆腐1丁 1.29
こんにゃく1枚 1.29 醤油キッコウマン296ml 2.79
日本茶ティーパック1箱 3.99 砂糖500g 2.99
甘納豆1袋 3.49 パウンドケーキ1本 2.99
チョコレートケーキ1切 3.0 塩コショウ卓上 4.25
野菜・果物は量り売り。
地元スーパーマーケットのチラシ


今日は一日休養。
2005年8月22日(月)晴 万歩計 23000歩
ランガラGCで12:08スタートのゴルフ。今回も地元の日本人Mさんにお世話になり、パートナーはもう1人のMさんとYouYou。ランガラゴルフコースはダウンタウンから車で15分ほどのパブリックコース。プレー代は手引きカート代込みでC$50程。右の写真はクラブハウス。
カナダで4回ゴルフが出来たが、全て地元の日本人のお世話になった。どのコースも混んでおり、希望の時間をとるのはなかなか大変のようである。また何時も混んでいる為、メンバーを揃えて申しこまないと他の人が入ってくる。それは意に介さないという人はなんでもないが、カナダでやるゴルフはエントリーの難易度もさりながら、メンバー集めの方が大変かもしれない。YouYou&Chucowの場合は全て恵まれた環境でゴルフを楽しませていただいた。

CommunityCentreのESLも今日が最後。参加者は8名(サウジアラビア1名、韓国3名、日本4名)。レベルが高く、ついて行くのがやっとだった。
estendCommunityCentre の9月からの秋のプログラムにも、ESLが載っている。これからもダウンタウンに滞在する人にとっては選択肢の一つだろう。
2005年8月21日(日)晴 万歩計 20000歩
  前日、「日系カナダ人参戦者慰霊碑」をUPした後、地図が漏れていることに気づいた。2人で公園の地図を前に場所を特定しょうとしたが、他人の後ろについて行った道はよく分からない。
今日、もう一度行ってみようと歩き始めた。公園の森の中は深く記憶をたどり、ウロウロしたがトシのせいか二人の記憶を総動員しても行き着けない。観光案内所で聴いて、やっと分かった。そのすぐ近くだった。昨日は地元の人の案内だから、最短距離を通っており、二人は迷い込んでしまったようだ。
前日皆を待たしては悪いと急いだため、写真の撮りもれもあった。それらを加え前日の日記を修正しましたので、昨日ご覧の方は写真だけでも再度ご覧頂ければ幸いです。

なお、この件については帰国してから代表的なガイドブック数社へ資料を添えて情報提供するつもり。
スタンレー公園のイングリッシュベイよりの広場でインド人が大勢集まりパーティ。どういう趣旨の会なのか、会場で眺めても、帰ってから教えられたサイトを見てもよく分からなかった。
よく分からない写真を載せてはまずいのだが、カナダにおけるインド人は中国人に次ぎそれに迫る勢力。その活力・活動を伝える意味で掲載させていただいた。
2005年8月20日(土)晴 万歩計 24000歩  日系カナダ人の参戦記念碑
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海岸通歩こう会に参加。参加者は我々も含め13名と今まででもっとも多い。リーダーが歴史の先生であるトム夫妻のせいなのだろうか先週に引き続き、スタンレー公園にある慰霊碑に案内された。
碑文を読むと、なんと第一次世界大戦時の日系人の活躍を記念したもの。この碑のことは今日初めて知った。私の知る限り、日本のガイドブックにも紹介されていない。
この碑のことを読者の皆様に是非ともお知らせしたい。
第一次世界大戦 日系カナダ人参戦者慰霊碑(@)。頂上部分は灯篭の形(A)。

第一次世界大戦 日系カナダ人参戦者慰霊碑 碑文(B)  (以下Chucow訳Mさん校訂)
  この慰霊碑は、第一次世界大戦に参戦した日系カナダ人を永く追悼するためのものである。カナダのために兵役の召集に応じ生還した者が190名、自由を守る大戦の中で命を落とした者が54名であった。1920年4月2日に建立されたこの慰霊碑には、日系カナダ人兵士一人一人の名前が刻まれている。

1985年8月2日、この「第一次世界大戦参戦の日系カナダ人兵士慰霊碑」を顕彰する催しがとりおこなわれた。
<バンクーバー在住の日本人Mさんに点検をお願いし、上記の通り修正>

参戦された方のお名前(C)。戦死された方のお名前(D)、第二次大戦、朝鮮戦争の戦死者のお名前も刻印されている。

慰霊碑基部と歩こう会の参加者(E)。

慰霊碑を手で書き込んだ地図(F)。公園のMap and Guideには載っていない。観光案内所から地図の上方(北)の道を行けばすぐ、水族館の裏手。

第一次大戦は日本にとって遠い戦争だった。日英同盟の求めに応じ、青島などアジアの戦場には積極的に参戦したものの、英国から再三求められた欧州へはついに海軍の参戦にとどめた。日本には独自の事情があったが、英国の期待を下回ったことは否めず、そのことが日英同盟破棄の遠因のひとつとなった。また日英同盟破棄が第二次大戦で米英と戦う遠因となったと、私は理解している。歴史は短絡に解釈すべきではないが、その可能性を完全に否定できないなら、現在・将来の国家行動の参考にしても良いだろう。

以上の感慨から、この碑文を建てられた日系人の方々の想いは如何程だったか、敬意を持ってご紹介する次第。

YouYou&Chucowがこの会に参加するのは今日が最後となる。
海岸通歩こう会のメンバーの皆様には大変お世話になった。毎回すばらしいコースを歩かせていただいた。地元の人でないと分からないイベント、記念碑、近道などを案内いただいた。会話力不足などからとんでもない勘違いをしご迷惑をかけたりもした。
最も大きいのは地元カナダ人への親愛の気持ちを持ってカナダを去ることが出来ることだろう。この会は今後も続けるとの由。ロングステイヤーの方で希望される方はCommunityCentreのプログラムでスケジュールを確認し、参加されるとよいでしょう。

2005年8月19日(金)晴 万歩計 8000歩 持ってきたものの使用頻度
日本から持ってきたものの使用頻度
毎日使った ☆☆  時々使った ☆  ほとんど使わなかった ×
品名 使用頻度 コメント
新リトル英和辞典 研究社 英会話の勉強のときのみ使用
デイリーコンサイス和英辞典 三省堂 英会話の勉強と、歩こう会の時使用
テキストPassport CD付 Oxford × 会話の言い回しを調べるため持ってきたが・・・
海外英会話集 ナツメ社 YouYou持参。
国語辞典 三省堂 YouYou持参。暇なときに読むため。
地球の歩き方 カナダ西部 必要なときは当該ページをちぎって持参。
B5型 ノートパソコン IBM ☆☆ HPの更新、インタネット・メール、写真ファイル保存
外付けハードディスク40G  ロジテック ☆☆ これに毎日バックアップ。
デジタルカメラ オリンパスC750 ☆☆ 常に携行。
ゴルフ道具 ハーフセット×2 コースでのプレー、ミニゴルフ。
ジャケット × 念のため持参するも着用の機会なし。夏ならば、カナダの人はカジュアル好きで、ノージャケット、スニーカーで充分。
普通の靴 ×

夕方散歩と食事のため、ダウンタウン中心部へ出かけた。
2005年8月18日(木)晴 万歩計 22000歩 バンデューセン植物庭園
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バンデューセン植物庭園へ散歩を兼ねて出かけた。この植物園は市内にあるが22ヘクタールの広い土地に7500種類の植物が植えられている。入り口にボランティアのガイドの方がおられたがどうせ分からないので頼まず、YouYouの講釈を聴きながらゆったりとした散歩を楽しんだ。身近な植物が多く気取っていない植物園。木々はもう色づき始めていた(@A)。
夕食の後、日没を観ようとイングリッシュベイへ(BC)。7月始めに来たとき、10時過ぎが日没だったがドンドン早くなり今日の日没は8時20分頃。日も短くなってきた。バンクーバーは秋の支度。
2005年8月17日(水)曇 万歩計 10000歩  刺青Tattooの流行
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 <写真はクリックすると大きくなります。>
こちらの風俗で不思議に思ったのは若い女性の刺青だった。チラリと見える腰の部分や、肩口に刺青様の模様が見える。始めは刺青だか、ボディペインティングだか分からなかった。気になるので、ある時地元のカナダ人女性に聞くと、刺青(Tattoo)と断言した。
日本では刺青はマフィア位しかしないし、刺青をしているとまともなゴルフ場やジムでは入場できない、というと驚いていた。地元の日本人Uさんに聞くと、日本の刺青のように深彫りしないので、時間がたてば皮膚の新陳代謝で消えるという。真偽のほどは分からない。
いずれにしても、刺青屋が表通りで堂々と営業している(@)。町行く女性もこれ見よがし(A)。この写真よりは立派な?のを入れた女性をいくらも見たが、恐ろしくて写真が撮れてない。女性ばかりではなく、男性もすごい刺青をしている人を沢山見る。ESLの先生も両腕の見えるところに立派な?のを入れている。
テレビのコマーシャルも堂々とやっており、社会的な罪悪感とは無縁のファッション、風俗として捉えるしかない。
日本にこの流行が伝播しないことを祈るのみ。

今日のESLは6人の参加。段々少なくなる中で先生を中心に記念写真を撮ったが、ネットに載せるのは今日のテーマとの関連でためらう。
2005年8月16日(火)曇 万歩計 22000歩 ブリティッシュ・コロンビア大学
<写真はクリックすると大きくなります。>
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  UBCブリティッシュ・コロンビア大学を訪ねた。ここはビクトリアで客死した新渡戸稲造博士記念の日本庭園と人類博物館を見るため、YouYouの希望もあり当初から予定に入れていた。UBCはエントランスの両側にゴルフ場があるほど広大な緑が多いキャンパスを持つだけでなく、学問的にも海洋学、林学、アジア学などでの高いレベルを誇るカナダ屈指の大学。
最初に入った新渡戸公園は敷地は小さいが構成が日本庭園の定石を踏まえ、手入れも行き届いており、見応えがあった(@〜B)。入り口で求めると日本語の解説を貸してくれる。
新渡戸博士に関する事前知識は著書「武士道」を通して。この本は明治人である博士が西洋知識人に日本武士道を理解させようと騎士道との対比で書かれたもの。原著は英文で書かれたものであるが、日本語訳は矢内原忠雄翻訳の他に読み易い現代語で完訳したものがあれば読む人が増えるだろう(ここまで書いてネットで検索したら他にもあることが分かった。実物は帰国後チェックしてみたい)。
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すぐ隣にあった「アジア人センター」(C)へも入ってみて驚いた。ここの図書館にはアジア各国の蔵書があったが、日本語は歴史一般・アジア関係史・日本人論など数多い。新渡戸博士に関する棚(D)。廊下の写真展示で見つけた1926年スティーブストンの家族(E)。先日同地を訪ねたばかりなので、懐かしい想いから写真に収めた。説明文の姓Niwatsukinoは多分編集者の思い違いだろう。

人類博物館については複雑な印象。展示の中心は先住ネイティブカナディアンのもの(F)。閲覧室には日本のものも含め各国から集めたものが数多くやや雑然と展示されていた。
バンクーバー博物館よりは豊富な内容だったが、借り物の印象はぬぐえない。しかしそれでも現住カナダ人が精一杯やっていることは分かる。
自らの歴史・伝えてきた物を、自らの土地で、自らの言葉で語れる日本人は幸せだし、もっと誇るべきだろう。

大学図書館にも入ってみた。多数の自由に使えるパソコンが並んでいる。その1台のインターネットエキスプローラーを起動させ、”chucow”で検索してみた。驚いたことにChucowのHPの日本語が完璧に読めた(G)。日本語ソフトが入っているのだ。日本人学生が多いのだろう。調子に乗って学生会館にある喫茶室のパソコン(色々な部屋を覗いたがどこにでも自由に使えるのがおいてある)で同じことを試したが、ここでは日本語ソフトがなく文字化けだった。
ほとんど1日、新学年期前の休み中の大学で遊ばせてもらった。
2005年8月15日(月)晴 万歩計 12000歩  日々の自炊
こちらに来る前は自炊と外食は半々にするつもりだった。イタリアのときの経験から、昼歩いて帰ってからの自炊はYouYouの負担が大きいという判断からだった。

実際は自炊のほうが多くなっている。最も大きな理由は食べたいものは自炊によるしかないことによる。
朝は日本のときとほとんど同じ、ジャム付きパン、チーズ、果物、梅干、牛乳。梅干は1kg持ってきて滞在中の分がある。梅干はこちらにも売られているが、買ったことがないので味は不明。
昼はうどん、ご飯、サンドイッチなど色々、おかずは日本食に限らない。
夜は外食しないときは、ご飯、味噌汁、おかずは日本食に限らない。味付けは醤油ベースの日本風。
ご飯は右写真の電気レンジを使い鍋で炊いている。火力の調節が出来るレンジだが、炊飯器に比べ出来不出来はある。長く滞在する人はメトロタウンのT&Tで1万円足らずで炊飯器は買える。
余談だが、土日になると”Yard Sale”の看板を庭先に出し、信じられないようなガラクタを並べているのを良くみる。
米は日本のも、それに近いのも売られており、値段も色々。当方で買っているのは日本で買うのよりむしろ安いもの。
パンはまずいのがあるので、色々食べてみるしかない。
肉は安いが、味は日本人好みのみとは限らない。
魚、例えば鮭は安いが、ものによって値段が異なり、日本との単純な比較はできないというのがYouYouの弁。
果物は安い。一般に形が悪いのは無視するとしても、プラム類ベリー類はうまかったが、りんご、梨、葡萄はまずい。
並べだすと、キリがないが、色々食べてうまいものを発見するのも楽しみの一つ。
食品等の値段については別の日にUPします。

今日は午前中スタンレー公園のミニゴルフ。Chucowとしてはパープレイで一度ぐらい回りたいのだが、なかなか難しい。
夕方から、CommunityCentreのESLに参加。8名参加中日本人はシニア3名のみ。若い人はどうしたんだろう。
2005年8月14日(日)晴 万歩計 7000歩
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昨土曜日はあちこちで青空マーケットやパーティがみられた。
アパートのすぐ近くに「ゴードン近隣ハウス」という施設がある。ここはコミュニティセンターと関連がある施設で、近隣の拠点、就職相談、託児所、外国人の相談などの役割を果たしているように見える。
日本で譬えればまったく同じ施設はないが、市民センター、近隣センター、国際交流協会を混ぜたような役割だろうか。
ここの主催で昨日はSummerBlockParty暑気払い会が賑やかに行われた。すぐ近くだからアパートにも音楽や歓声がガンガン聞こえる。閉会まで何度か覗きに出て写真も撮った。会の賑わい(@〜C)。

今日は休養日で、外出は散歩とスーパーへの買物付き合いのみ。
2005年8月13日(土)晴 万歩計 21000歩  第2次大戦英雄の軍葬
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CommunityCentreの歩こう会に参加。リーダーから今日は軍隊の行進があるとして説明があったが、よく分からなかった。沿道に着くとすでに多くの見物人が並んでおり、我々もそれに加わった。行進が来る前の会話、8/13という日から第2次大戦の戦勝記念の行進か、そうだとの回答があったと思ったので、日本にとっては終戦記念日、しかし昔のこと、というやり取りで終わった。そして他のカメラを抱えた人とともに写真を撮った。
しかし、帰ってから気になるので地元紙TheVancouverSunを買い記事を読んで、とんでもない誤解をしていたことに気づいた。
それは91歳で今月亡くなった第2次大戦の英雄を称えるための軍葬行進だった。行進を目の当たりにしているときは葬送だと想像できなかった。第2次大戦では戦没者はおられても、その死が英雄と称えられることがなく、また戦時の英雄的行動を賞賛にすることすら憚られる戦後日本に育ったChucowの想像を絶した、とは言い訳にならない。会話力不足によるとしても、失礼な言動があったのではないかと、恥ずかしい思い。

改めて写真説明。英雄Emest(Smokey)Smith氏の原隊SeaforthHighlanders現役部隊などの行進(@〜C)。砲車に引かれたSmith氏の遺体。戦友もしくは部隊OB(EF)。

今日の歩きのメンバー(G)。YouYouは不参加(元気なのでご心配なく)。何時もどおり2時間たっぷり歩き、お茶を飲んで来週またねと言われ別れたが、後からこちらの勘違いが分かり、来週何か言った方がいいか、またそれが正確に伝わるか、弱っています。
2005年8月12日(金)晴 万歩計 18000歩
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午後からバンクーバー博物館に歩いて出かけた。散歩も兼ねて歩いてバラード橋を渡り、橋から観たダウンタウン(@)。博物館(A)。展示は東京国立博物館、佐倉の歴博などに比べると、寂しい。日本刀と称するものもあったが、とんでもない代物。レーザーショーも見たが、英語説明が理解不十分。

余談だがアパート備え付けの掃除機(B)。YouYouが大変だというのでやってみたら、日本のに比べると、音も重さも耕運機の様。この機械の運転までChucowの仕事になってしまった。こちらの女性は腕力がありそうだが、日本の掃除機が売れそうな気がする。
ちなみにイタリア滞在の時は掃除機などという無粋なものはおいてなかった。伝統的なモップと塵取りだった。
2005年8月11日(木)曇りのち晴 万歩計 12000歩 日本移民の大きな足跡スティーブストン
「1941年12月7日太平洋戦争が勃発、当時日系カナダ人の数は23,000人推定された。約96%もの日系人がBC州沿岸に居住し、その大部分がバンクーバーとスティーブストンに集中していた。」<「在バンクーバー日本国総領事館の歴史」から引用>
滞在中にぜひとも訪ねたい先のひとつが「スティーブストン」だった。
<写真はクリックすると大きくなります。>
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スティーブストンはバンクーバー郊外のリッチモンド市にある。バンクーバーのダウンタウンから98Bラインでリッチモンドセンターまで行き、401One Road行きに乗り換え終点で下車。
まずリッチモンド市は市民の半数以上が中国系といわれており、市の中心地の看板は漢字が多い。98Bラインの乗客も中国系と観られる人が多い。市の中心地に大きな「八百半」も見たが資本は中国系に変わっている。

 博物館(@)を訪ね、館内の展示に日本人の残したもの(AB)があった。雛人形はおそらく成功した人が日本から取り寄せたものであろう。下駄と足袋には胸が熱くなった。
博物館で買った「Explore Steveston」という小冊子を繰ると、日本関連の記事が散見される。
1889年 スティーブストンは日本の和歌山県から最初の移民を迎えた。スティーブストンにおける漁業に関する非常に大きな日本人の影響の始まりだった。
1895年 日本漁業協同組合によって設立されたリッチモンドにおける最初の病院が、スティーブストンの1号線とChathamSt.のところに建設された。<以上、Chucow訳>

 通りを歩いても多くの人々が地歩を築いておられた痕跡はほとんど残っていない。
街角(C)。街の公園の一角に「Kuno Japanese Gardens」、通りのひとつに「Hayashi」とあるのに気づいた。先の大戦の敗北による惨禍をこの地でもみた想い。

「今日、BC州の日系カナダ人は、戦前の様々な障害から解き放たれ、カナダ社会の尊敬されるべき一員としての地位を築き上げた。1988年カナダ政府は、戦中・戦後に亘って日系カナダ人が受けた屈辱や困難に対し公式に謝罪したことで、賠償の話し合いに決着がついた。」とある。       <前掲 総領事館の歴史から引用。>

今のスティーブストンも漁業の町。港には漁船が多く泊っており、ホエールウオッチングの発進基地でもある。鮭を観光客に売っていた(D)。切り身では売らない。港の入り口(E)。旗は右がブリティシュコロンビアの州旗、左が日章旗(と見える)に鮭の絵が書いてある旗。推測だがここの漁業組合の旗かも知れない(正確に分かったら追記します)。これも夢を感じる。
2005年8月10日(水)曇りのち晴 万歩計 22000歩
早朝7:54スタート、コースは先日と同じフレーザ
ービューGC、メンバーも地元のMさん、Uさんにお付き合いいただきプレー。久しぶりの曇り空で絶好のゴルフ日和。YouYouは前回よりもゆとりを持ってプレーしているようで、お陰で楽しく出来た。地元のお二人からプレー中、プレー後色々有益な話を聞かせていただいた。

夕方6:30よりCommunityCentreのESLに参加。
参加の仕方は二通りあって、Chucowのように6回分の会費を一括払うのと、参加の都度C$6のFeeを払う方式。その都度だと割高だが、参加者は若い人が多く、そのほうが便利らしい。したがって参加者は毎回少しずつ異なる。
今日はイラン、サウジアラビア、韓国数人が新メンバーだったが、皆さん英語が達者。毎回のことだが、初級クラスの人間が上級クラスに紛れ込んだようで、大変。
2005年8月9日(火)晴 万歩計 5000歩   
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今日は近所で見かける犬がテーマ。
市内のあちこちで見かける掲示(@)。最高罰金2000ドルとは穏やかでないが、愛犬の後始末をしない飼い主がそれだけ多いということか。
YouYou&Chucowは飼ってはいないが犬は好き。飼わない理由の一番は長い旅行に行き難くなるから。息子夫婦が愛犬Dobyを連れてくると、いそいそと後始末用の道具を手に散歩に連れ出す。行き逢う犬連れもまず何か道具を持っている。
それではこちらは万事いい加減かというとそうとも言い切れない。日本に比べ大型犬が多い。その大型犬が良くしつけられていること。飼い主の側をきっちり歩いており、店の前で飼い主の指示を守り大人しく待っている。郵便局で見かけたのはリードも繋がないで待たしているケース(A)。飼い主に手まねで写していいかと問うと、にっこり喜んでいた。周りの人も不安げな様子は見られない。スーパー前での子犬(B)。スーパー前で何匹もつながれているのを良く見る。Vancouverの人も犬好きが多い。日本でもよく見る散歩途中の飼い主が集まっての犬自慢。こちらではそれが大型犬が多いだけに、壮観。やはり、この子は・・・何ぞと言っているのだろうか。

今日も体調が完全でないので大人しく自宅待機。スーパーへ付いて行っただけ。
2005年8月8日(月)晴 万歩計 2000歩 光熱費・消費税
Chucowが借りているアパートの場合、家賃に光熱費が含まれている。したがって光熱費が幾らかかるか気にする必要はないのだが、日本と比べどうか気になって地元の日本人Mさん、Sさんに聴いてみた。

電気・ガス・水道→ひとまとめで3ヶ月に1回、アパートの場合C$80位。(季節により、またアパートか一軒家かなどによっても異なるらしい)。 
電話代→2ヶ月に1回、C$30位。定額で市内電話は話し放題。市外通話は別途の料金。これにより日本へ架ける場合は格安の電話カード(7/10参照)を利用。
水は潤沢なはずだが、人口増により夏場の各家庭でのスプリクラー散水は制限されており、番地の偶数奇数により週2回限りらしい。これもズルする人があるらしく、ビクトリアへ行ったときガイドが綺麗な芝生の家を見て、それらしいことを言っていた。
以上から、光熱費は日本と比べ格段に安い。<上の写真はイングリッシュベイの日常風景>

ごみ処理→ゴミ捨て場にごみを捨てに行くのはChucowの仕事。日本でも定年後いつの間にかそうなったが、こちらでもそれが続いている。
ごみはいつ捨てに行ってもいいが、左の写真どおりごみの種類(新聞類・ダンボール・カンビン・雑ごみなど)により分別。リサイクルごみは週1回。回収車はよく見るが何曜日かは分からない。
普通ごみの費用は別途の徴収はない。

消費税→日本のガイドブックの説明によると、カナダでは一律7%の連邦消費税(GST)、州により7%前後の物品・消費税、10%前後の宿泊税が掛かるとなっていた。(旅行者の場合一定の条件でGSTが還付されるが、今日はそのことは触れない)。
カナダの消費税率はえらく高いとの予断を持っていたが、スーパーのレシートを見る限り14%も取られている感じはしない。
これはMさんによると、食料品・子供用品は消費税が掛からないことによる。食料品でも掛かっているのもあるが、例えばドーナツを1個買うとスナック菓子として課税、6個だと食料として無税、ピーナツも塩つきだと課税、塩なしだと無税。適切な言葉が思い浮かばないが、純食品と嗜好品を区分しているようだ。
Mさんからはそのほかにも貴重なお話を伺ったが後日紹介。

今日は朝から寒くてしょうがなかった。寝冷えをし、風邪を引いたらしい。日本から持ってきた風邪薬を飲んで蒲団を2枚かぶり汗をびっしょりかいて1日中寝ていたら大分よくなり、6:30pmからのESLにどうにか出席。今日の参加者は9名。抽象的なテーマでの議論が中心で、語彙力不足を痛感。3人でグループを組んだパートナーのお世話になってしまった。
2005年8月7日(日)晴 万歩計 20000歩 誰にでも手に入る日本語情報
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 インターネットがChucowの情報源の中心。しかし定年後のロングステイヤーの多くの方はパソコン持参ではないだろう。Chucowにとっても印刷された情報は何時でも見れる貴重な資料。
誰でもバンクーバーもしくはその周辺都市で入手できる日本語情報をご紹介(chucowが入手できたものに限る)。
<資料名、発行頻度、料金、主な入手先>
@バンクーバー新報、毎週木曜日、C$1、コンビニ屋
  Shinpo、毎週木曜日、無料、コンビニ屋2階
  Oops!、毎月第1第3金曜日、無料、JTB
Aタウンページ、年1回5月、無料、コンビニ屋、(情報源として最も貴重
BBinboHimaAri,年1回の模様、無料、コンビニ屋2階、(若い人向け)
  ふれいざー、月1回、無料、JTB
Cコンビニ屋 ロブソン店 1238Robsonst.phone;604−682−3634
  若者が多いが日本食品、情報、インターネット接続など便利な店。
DJTB フェアモントホテルバンクーバーB1 phone;604−681−5374

今日はイエールタウン経由ダウンタウンを散歩。
2005年8月6日(土)晴 万歩計 23000歩
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9:30amから地元のCommunity Centreのメンバーとの「海岸通り歩こう会」。行く途中で同じアパートの住人フィリプスに追いつかれ一緒になる。今日は奥さん抜きの彼だけ。
今日のメンバーは我々も入れて7人。お互い顔見知りのカナダ人のようで、我々の初顔合わせはトム夫妻。例によって海岸通をしゃべりながら歩き、イエールタウンに向かう。街の中をいつも歩いているのかと聞くと、バスに乗ることはほとんどない、どこでも歩きだという。どうりでメンバーに太った人がいない。
イエールタウンではクラッシクカー自慢が車を展示している通りを見物(@)。右手の数人はメンバー。車のことはよく判らないがとくに面白かった車(AB)。(帰ってから資料を調べて次のことが分かった。)この催しは「YaletownSummerCelebration+CarShow」年1回今年は8/6に行われたもの。トムがそれを知っていて連れて来てくれたらしい。
今回も前回同様気を使って話しかけてくれる。一番分かりやすい話し方の女性(名前は未確認)に仕事を聞くと、英語(国語)の教師で弟の奥さんが日本人だがその人は日本語は出来ないとのこと。chucowにとって聞き取りにくいトムに職業を聞くと、高校の英語(国語)と歴史の教師だという。職業ではなく個人差がありしかたがない。
リーダーのリンダ、フィリップス(技術者)の英語はまだあまり分からない。
最後にお茶を飲んだとき、シルクロードのSと、シドニーのSの発音は同じだと、何度も発音させられ直された。
YouYouはカンがいいと褒められたようで、気をよくしていた。この散歩は運動になるし、勉強にもなる。
先週の日記に載せた同じ写真をロンドンドラッグスで焼き増ししておき、メンバーに記念にといってプレゼント。日本語で丁寧にお礼を言われた。

今夜は毎水・土に上げられていた最後の花火。
早くからイングリッシュベイが人で埋まり、ダウンタウンの人口が5万人程度なのに今夜は30万の人出といわれていた。ダウンタウン一帯の道路は歩行者天国。我々は開始直前家を出て海岸の隙間を見つけ座り込んだ。花火そのものは前回見たとき同様、それほどのことはないが、観る人々の熱気がすごい。
2005年8月5日(金)晴 万歩計 13000歩   ビクトリア観光
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バンクーバー島のビクトリアに行った。今回は疲れもあり、楽に行って見たいという欲望に勝てず、Tourland Travelの日本語による日帰りバス旅行を利用。当たり前のことだが、自由は利かないが楽だった。7:00am近くのホテルで拾ってもらい、8:00pm前に帰着。
島に渡るBCフェリーはバンクーバー島の近くに来ると瀬戸内のような島々を縫って航行(@)。船内風景(A)。ブッチャートガーデンのサンケンガーデン(B)。噴水(C)。バラ(D)。市内エンプレスホテルと周辺の賑わい(E)、その中で露店を出すネイティブと思われる人々(F)。
すぐ近くの蝋人形館(G)。何しろ市内見学は昼食は別にして1時間10分しかなかった。

読者のHさまから、8/4の鳥は
CANADA  GOOSE(BRANTA CANADENSIS) <コクガン または ガチョウ>では無いだろうかとのご教示をいただきました。誠に有難うございました。
Chucowは花・鳥の名前はさっぱり分かりません。他にも見当はずれを書いているのではないでしょうか。
2005年8月4日(木)晴 万歩計 15000歩   日々のお買い物編
今日はYouYouが行く、食料品・日用雑貨のお買い物編。
アパートから歩いて10分以内にあり、数回以上買い物をしたスーパーは、セーフウエイ2箇所、エキストラフード、スーパーバルーの4箇所。それぞれ品揃えに特色があり、買いたい物により行き先を決めている。
写真はセーフウエイ、ここの会員カードを作り、少し安く買っている。
すぐ近くのその他の店ではロンドンドラッグ2箇所。ここはパソコン用品から食品まで何でも屋。
日本食材では小林商店、コンビニ屋。コンビニ屋は電話カードから紅生姜・うどんまで何でも屋。
バスと電車で行くが何でもそろい、安いのがT&T。
T&Tはスカイトレインのスタジアム駅店と、メトロタウン駅ショッピングセンター店。
以上の店を回って、日本食材で買えない物は無いと言い切ってもいいでしょう。
納豆、梅干、味噌、米、うどん、まぐろ・・・もちろんまったく同じかといわれると、ウーンというものもあるし、値段は当然やや高めのものが多い。
以前滞在したイタリアでは手に入らない食材があったし、また手に入れるのに店探しに苦労した。
バンクーバーでは日系人、日本人、中国人、韓国人人口の多さから、アジア系食材が簡単に手に入る。
滞在にあたりスーツケースに食料品を詰め込む必要はまず無いでしょう。
YouYouは梅干、即席味噌汁、お菓子若干を持ってきましたが、皆こちらにありました。
今日はお店の紹介だけ。お値段は別の機会にまとめてします。

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昼前から弁当を持ってスタンレー公園へ散歩。幹線道路のジョージャ通り側で餌をついばむ雁(@)。バラがほとんど終わったローズガーデン(A)。水族館にも入ったが、夏休み中のお子さんづれで大賑わい。写真を撮らぬままショーを見たりウロウロ楽しんだ。
左の写真はクリックすると大きくなります。
2005年8月3日(水)晴 万歩計 5000歩   ESLの開講
日中は少し散歩に出ただけで部屋でゆっくり過ごした。
1月経過の8月になると日々のペースが観光モードから普通の生活モードに近くなる。
6:30pmからChucowだけコミュニティセンターのESLに参加。場所はアパートから数分のところにあるBarcly Manor(写真)。そこのピアノ室が教室。
先生は腕に刺青をいくつもしたごつい男。
生徒は当然外国人ばかりで13名。出身はリトアニア1、韓国2、中国1、不明1なんと日本人が8人。
どんなことになるか興味津々だったが、さすがに会話を日本語で補う人はいない。
パートナーを決めてパートナーとの会話のあとそのパートナーについて説明する方式。
先生の言うことがほぼ理解でき自由に話が出来る人、お互いの会話なら出来る人、それにやや満たない人、それぞれ同じぐらいの比率か。Chucowは最後の組だろう。
若い人も多く、ほとんどが英語の勉強のためバンクーバーに滞在している。定年後のご夫婦も1組。今月いっぱい週2回のペースであるが、交流のためにも出来るだけ参加しよう。
2005年8月2日(火)晴 万歩計 18000歩  ウィスラー観光
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ウィスラーに出かけた。ウィスラーはバンクーバーの北東、車で2時間半位のところにある北米有数のスキーリゾート地。夏場もハイキング、マウンテンバイクなどで賑わっている。
バンクーバーのバスデポから、グレイハウンドの長距離バス8時発に乗り、10時30分に到着。運賃は往復シニア(62歳以上)C$32.22、アダルトC$36.92と、割安。麓からウィスラー山上までのゴンドラはやはり高くC$28.5。
ウイスラー山上からの景色(@)。ここから多くのハイキングトレイルがあり、我々は日本のガイドブックにも出ている簡単に2時間ほどで帰ってこれるハーモニー湖一周コースを歩いた(A)。道はあまり整備されていない。スニーカーで歩けないことはないが、小さな子供づれで気楽に歩ける道ではない。花もロッキーをついこの間見てきたのが悪く、種類が少なすぎ、ガッカリだった。
歩きを頑張るのはやめて、山上のレストランでゆっくり休み、早めに下山。
山のゲレンデを利用して、マウンテンバイクに励む若者たちが多い。スキーリフトでバイクともども上に上がり、一気にバイクで降り、またリフトで上がる。女の子も埃だらけでやっている(B)。日本でもやっているのだろうが、カナダではこのバイクが大流行でバンクーバーでもよくみる。
ウィスラーの街は町全体がお祭り広場のよう(C)。生活の場は別のところにあるのだろうが、バンフにはあった生活臭が感じられなかった。
2005年8月1日(月)晴 万歩計 19000歩
朝はスタンレー公園でミニゴルフ。行く途中、何時もネルソン通りをとおるが、木陰は肌寒く、落ち葉は秋の色(@)。夕方から、グランビルアイランドに出かけた。そこのキッズオンリーマーケットの遊び場(A)では真夏。午後7時過ぎのイングリッシュベイ風景(BC)。ライフガードの掲示板では気温22度、水温20度とあったが、日本だとあまり泳がないだろう。
2005年7月31日(日)晴 万歩計 4000歩  滞在しているアパートの紹介
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カナダ滞在1ヶ月目。今日は完全休養日。
万歩計の歩数はやや遠くのスーパーに付いて行っただけのもの。
どんな所に滞在しているかと興味ある方もいらっしゃるでしょう、今日はそれにお応えします。
リビング(@)、右側の開口部はベランダに続く。ソファの手前の見えないところに食卓。
台所(A)、大型冷蔵庫、電子レンジ、4口レンジオーブンつき、食器類は一通りそろっているが洋食器ばかりでお茶碗の類はない。
寝室はツインベット(ダブルベットが普通)。バスつき洗面所。収納スペースも充分ある。
2人が2ヶ月滞在する場所として満足している。
アパートの入り口(B)。入って右がエレベータ。鍵は3個持たされていて、アパート玄関用、部屋の入り口用、洗濯場など共用スペースの入り口用。
部屋はアパートの4階。セキュリティー面ではまず安心。
アパート玄関先からの景色(C)。バンクーバーのダウンタウン(日本流では繁華街)は1ブロック横道に入ると閑静な住宅街。従って住宅街からもすぐ近くに繁華街のビルが見えるということ。
2005年7月30日(土)晴 万歩計 19000歩  海岸通歩こう会
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West End Community Centre が有志で毎週土曜日やっている「Waterfront Walkers」つまりは「海岸通歩こう会」に参加した。参加資格は50歳超の会員。参加 feeはなし。出発点のCoal Harbour CCに9時半集合とあったので早めに行くと誰もいない。本当にあるのかなと待つうちに定刻直前、ハ〜イと集まったのは我々も入れて9名(@)。簡単な自己紹介を行ったが、例によって私のファーストネームは発音が難しく、Chucowと呼んで貰って結構と申し上げ、スペルも確認される。YouYouについても言い難そう。
カナダ人5人、イラン人1人、中国人(香港)1人の構成。スタンレー公園に向けしゃべりながら歩く。リーダーのご夫妻が気を使って我々に話しかけてくれる。
驚いたことに同じアパートの住人もいる。
会話がまともでないのは我々2人だけのようだ。イラン人の女性はこちらで車のセールスをやっている。香港出身の女性はC国大使館の勤務で、英語は堪能。
個別の会話は相手が気を使ってくれるので不十分ながら対応出来たが、ネイティブ同士の会話はわからないし、さりげなく入ってゆくのも難しい。YouYouはさっぱり分からなかったと言っていたが、ネイティブ同士の会話に関してはChucowも同じ。スタンレー公園内を散歩の後、皆でお茶を飲んで散会。
こんな状態だが、来週も来いと言ってくれるのを真に受けて、また参加しょうと思う。
自宅に帰り一休みの後、床屋に出かけたが、その途中で見かけた新婚旅行に出かける前の新婚組み(A)。ロブソン通りの床屋(B)。頭を洗ってC$19強。イタリアでも2回床屋に行ったが、ここよりは良かった。今度はチャイナタウンの床屋へ行こう。
2005年7月29日(金)晴 万歩計 16000歩  グラウス山・キャピラノつり橋観光
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北バンクーバーの観光地クラウス山とキャピラノのつり橋にハイキングを兼ねて出かけた。セブンイレブンで一日乗車券を買い、バス、スカイトレイン、シーバス、バスを乗り継いだが、慣れた為時間・歩行の無駄がなく、短時間で到着。このところ、乗り継ぎの精神的負担が少なくなって楽。
クラウス山から見るバンクーバーの景色は綺麗だが、今日はもやっていて写真として使えるのがなかった。無理に採ったのが(@)。クラウス山でやっていた木こりのショー(A)。これもピンボケ。
キャピラノつり橋(B)。子供連れで半日楽しめるようにハイキングコース、アトラクションなどが用意されている。夏休みのため、入場者が多い。
いずれも観光入場料が高い。クラウス山はゴンドラ、キャピラノは入場料。
2005年7月28日(木)晴 万歩計 12000歩
West End Community Centre に8月のESL(外国人対象と思われる英会話コース)を申し込む。当方の目的は主に交流・懇親。場所は歩いて2分のところ、夕方の時間帯、6回各1時間半でC$29。差当りChucowのみとし、YouYouはその間別行動。
引き続きスタンレー公園散歩の途中、アライグマに遭遇(@)。通り過ぎる人も抜き足差し足、カメラを構える人が多い。そのうち紙袋を手に持った男が現れ、Come onと声をかけるとまず1匹が着いて行く。さすがカナダのアライグマ、英語が分かるのかと感心していると、男はベンチに座るとえさを撒き始めた(A)。興ざめである。カナダでは野生動物に餌をやるのは禁示されている。違反は罰金だとも聞いた。動物を極力野生のまま保護するためである。実際はロッキーでも、人の集まる場所に多くのリスが集まるようで、こぼれたパンくずなどを拾っていた。ある程度はやむをえない。しかしこんなにおおっぴらなのは初めてみた。
帰る途中、子供の歓声、応援らしい声が聞こえるので、寄り道するとなんと綱引き大会をやっていた(BC)。勝ったときの動作は日本と同じ。たぶんサマースクールの一環なんだろうが、地域対抗戦のような形でやっているようで、大変な盛り上がりだった。
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2005年7月27日(水)晴 万歩計 25000歩  フレーザービューでゴルフ
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今日はFraserview GCで12:31スタートのゴルフ。このコースはパブリックでバスでも行ける景色のいいゴルフ場として人気が高い。青マークの場合6287Y、パー72。プレーフィーはC$51.25+手引きカート代C$5。電動カートもある。
パートナーは現地在住20年以上の日本人Mさん、現地在住30年以上の日系カナダ人Uさん、それにYouYou。当日は予約、チェックインのやり取りはMさん、Uさんの車で最寄の駅で拾っていただいたうえに、帰りは家まで送っていただいた。会話は全て日本語、すっかりお世話になり楽なゴルフをさせていただいた。
コースは日本の地元にも多い林間コース(@)。YouYouにしてはマズマズの出来で、最終18番ホールのクリークの先からの上りアプローチが見事OKにつけられ、クラブハウスカフェテリア(A)のお客さんから盛大な歓声、それまで暑さもあってのヘロヘロが一気にご機嫌。誠に良かった。暖かくサポートいただいたパートナーと、観客に感謝!
10時からイングリッシュベイで花火大会(B)。花火そのものは日本の地元の方が賑やかなぐらい。しばらくの間、水・土に行われるらしい。
人出がすごい(C)。どこからか沸いて出るように若者が多い、人種の坩堝。夏祭りのようなものと考えていいだろう。
2005年7月26日(火)晴 万歩計 12000歩  チャイナタウン観光
中華街に行ってみることにした。アパートからバスと電車の乗り継ぎだが、慣れたせいか30分ぐらいで行けた。
孫文記念館(@)。まず、わが国との関係も深い孫文(中山)の記念館・公園を訪ねた。その一角、体育館のような建物から音楽が聞こえるので覗くと、温哥華(バンクーバー)太極千歳班の旗が掲げられ、大勢の中国系の人が太極拳の練習中。全員の練習が終わると、剣と、初心者(多分)に分かれた練習が再開された。その中で指導者と思しき女性に「自分は日本人で陳式太極拳の初学者である。勉強のため見学させていただきたい、出来れば写真も」老師と呼びかけ頼んだら愛想良くOK。張り切って練習していただいたのがAB。柔らかい動きで細部に拘らない誠にゆったりした演舞だった。
中華街(C)をブラブラし1人前C$7ちょっとのワンタン、餃子、饅頭の昼食を食べ、早めに引き上げた。
<写真はクリックすると大きくなります。>
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2005年7月25日(月)晴 万歩計 13000歩  ホールインワン
今日も休養日。
散歩も兼ねて歩いて20分のスタンレー公園ピッチアンドパター(ミニゴルフ場)に出かけた。今日は老人クラブの懇親会のようでお年寄りが多い。
お遊びゴルフながら、寄せの練習にはなる。前回同様YouYouも余裕を持ってやっている。
16番ホール50ヤードでChucowがホールインワン。周りから歓声と拍手が起こった。キョトンとしつつも、御礼の挨拶。たとえ50ヤードでも、嬉しいもの。
2005年7月24日(日)晴 万歩計 4000歩  ロッキーまとめ
今日は朝からすばらしい天気だが、1日休養とする。貧乏性のため部屋にいると退屈で、ロッキー12日間でUPしていない事柄を纏めようと思い立ち、始めた。
YouYouに呆れられながら、先日高校時代の友人Tから貰ったメールにあった「漫画で、砂漠から帰ってきた道に、右はWATER、左はインターネットの看板を一人は右へ、一人は左に行くのがありました。」というのを思い出した。

<順不同思いつくまま>
<アルバータ牛>
アルバータ牛のステーキは何度か食べた。バンフのB&Bの奥さんに勧められて行った「カリブーロッジ」の「プライムリブ」は確かにお勧め。飲み物とこれのsmallだけを注文すれば十分。サラダもスープもいらない。
場所はBanff Av.沿いだがはずれなので足がないとつらい。混んでいることが多いそうだから、予約したほうがいい。phone;403−762−4442

キャンモアで泊ったThe Georgetown Innのレストランで食べたステーキも良かった。ここでも、飲み物とサラダを加えただけ。予算はいずれも1人C$30程度だから、年金生活者でも圏内だろう。
また、食べた全ての店が良かったわけではないが、その店名は出さない。
カナダ出発前、YouYouはBSEが怖いので牛は食べないと頑張っていた。Chucowは悪友連に、うちのは100歳まで生きる気らしいと悪口を言っていたが、それも杞憂だった。

<日本食堂など>
バンフには日本食を掲げた店が多い。SUKIYAKI HOUSE という店はまずまず。同じ建物の中華シルバードラゴンのほうが安全パイ。
ジャスパーのDenjiro(410 Connaughton Pv)のすき焼き鍋は、さすがに肉の量が多くお勧め(しかしYouYouはすき焼きではないといっている)。

<日焼け止めなど>
紫外線が強い。日焼け止めは必須(男も)。演歌歌手のY並みの厚塗りが望ましい。サングラスも必須。
衣類は長袖。半そでだったのはゴルフの時だけだが、途中で寒くなりウインドブレーカーを羽織った。上等のホテルだと必要ないかもしれないが、部屋ではセーターが必要な日もあった。朝は時々息が白くなった。
車も、暖房→なし→冷房のパターンが多かった。
蚊が多い。街中では大丈夫だが、夕方の散歩は要注意。

<クリーニング>
クリーニングについては、バンフはB&Bに頼んだ(1回C$5)コインランドリーもある、ジャスパーはコインランドリー(1回C$4)。レイクルイーズはダウンタウンがない。

<インターネットカフェ>
バンフではインターネットを接続できるインターネットカフェが3軒。自分のパソコンで接続を確認したのは「The Underground」211 Banff Av.、phone;760−8776。料金は1時間で数ドル。ここには日本語モードのパソコンもある。
レイクルイーズにはない。
ジャスパーには3軒あるが接続を確認したのは「More Than Mail」Connnoughton Av.の中ほど。phone;780−852−3151。料金は1時間で数ドル。
キャンモアはホテルで聞くと1軒あるとのことだったが、行かなかった。

<ATMは多い>
ATMはVancouverには沢山ある。カナダに来て以来、念のため6つの方法を準備してきたが、ATM以外の方法でお金を調達したことがない。両替すら一度もない。
多くの現金を持たないことにしており、一両日必要な現金のみを引き出す。もっぱら、手数料のかからない新生銀行カードを利用している。
バンフ、ジャスパーでも利用した。ATMはとくに捜す努力をせず見つかった。レイクルイーズにはないかもしれない。キャンモアにはあるだろう。
お金の引出し手順は基本的にイタリアのときと同じ(お金の引出し へのリンク)。

<観光料は高い>
高速国道は全て無料。これはいい。
国立公園通行料は7日以上滞在の場合は年間パスのほうがお得。1日通行料は1人C$8、シニア(65歳以上)はC$7。年間の家族パスはC$109。我々は年間家族パスを買った。これは車内バックミラーにぶら下げておくと、フリーパス。
正攻法は以上のやり方だと思うが、チェックされる都度1日券を買うやり方もあるかもしれない。
ケーブル、ロープウエイ、観光遊覧船に何度か乗ったが、1人C$20〜30と高い。

<泊ったホテル・B&Bに対する感想、コメント>
泊った宿の予約の仕方、料金、URL、感想、コメントをご覧下さい。感想・コメントはChucowの独断的なものであることをお断りしておきます。

<カナダ国内航空機の乗り方、顛末>
予約の仕方に加え実際のチェックインについてもUPしました。

<レンタカーの予約、実際の走り、顛末>
予約の仕方に加え、車の借り出し、走行、給油、返却についてもUPしました。
2005年7月23日(土)晴 万歩計 14000歩
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ホテルでチェックアウトした時、前日遅くまで勤務し今朝も早くからフロントにいるお嬢さん(@)。よく働くね、オーナーかと聞くと笑って違うと答えた。前日ホテルが分からず、途中でホテルに電話し道を尋ねたが、この子の説明がさっぱり分からず、参った。Chucowの英会話のレベルでは電話で知らない土地で道を聞くのはいささか荷が重い。
キャンモアを8時半ごろ発ち、カルガリに向かった。100km強だが途中にドライブインの類はない。建物と沢山の車が見えたのでトイレ(washroom)位あるだろうと寄ると、キャンピングカーのキャンプ場と、遊園地。土曜日だけに沢山の家族づれで賑わっていた。
カルガリー市内で道に迷ったら困ると思い早く出たが、幸い順調で早々と空港に到着、レンタカーもクレイムなしで返却、空港の機械によるチェックインもうまく出来た(往きは戸惑い担当者に聞いた)。
15時発、15時18分着、飛行時間1時間18分(時差が1時間)。バンクーバーのアパートに帰りついて、ホッとしている。12日間は楽しかったが、やはり転々と動く旅は草臥れる。
2005年7月22日(金)晴 万歩計 13000歩
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早朝ジャスパーを発ち、93号線をキャンモアに向かう。途中、すすり泣く壁、雪上車ビジターセンター、給油のためクロッシング、レイクルイーズのドライブイン、キャスル山(@、ジョンストン渓谷(A)により、キャンモアに5時前に到着。宿泊するホテルThe Georgetown Inn(B)、キャンモアの町(C)。
キャンモアの1A線Bow Valley TR には小型ホテルが並んでいる。泊ったホテルはその中で普通の規模のようだが、英国調の落ち着いたたたずまい、部屋、レストラン、儲けものをした感じ。朝食もついており、バンフ、レイクルイーズのホテルに比べ安い。キャンモアのホテルはお勧め。
2005年7月21日(木)晴 万歩計 10000歩  ロブソン山
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ロッキー最高峰のロブソン山(@)。ロブソン山へはジャスパーから16号線で1時間20分位。道は一本道で迷うことはない。麓の道路沿いに観光案内所、ガソリンスタンド、カフェがある。ゆっくりコーヒーを飲んで休んで、回れ右ということになる。
キャンベル山(A)。ジャスパーに帰り、93号→93号A線→マウントエディスキャンベルロードを通り、1時間強。
今まで通ったカナダの道路は舗装が良く、山道でも中央車線がある。しかしマウントエディスキャンベルロードは例外。舗装はされているが、穴ぼこだらけ、中央車線なし。着いたところは写真の通りで、文句なし。
1時間足らずの簡単なトレイルも用意されており、YouYouと相談、今日は初めから簡単なのを選択。1周トレイルの真ん中にある氷河湖(B)。氷河が崩れて水に浮かんでおり、氷河の年輪状の縞が面白い。エンゼル氷河(C)。
早帰り3時半ごろ、B&Bでそろって昼寝。
カルガリーでレンタカーを返し、飛行機に乗るため、明日は93号線を戻りバンフの少し先のキャンモアという町に1泊する予定。
いよいよ12日間のロッキーの旅は終わりに近づいた。「安心してはダメよ」とYouYouからチェックが入る。
2005年7月20日(水)晴・曇万歩計 12000歩  マリーン湖
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ジャスパーから1時間半かけて、マリーン湖へ(@)。10時の遊覧船に間一髪間に合わなかったが、普通1時間に1本だが今日は客が多いようで、10時半にも出ると言う。遊覧船(A)は90分のクルーズ、途中絵葉書にもなっている場所には上陸(B)。
船内は英国からのシニアの団体客が殆どだった。隣に座ったご夫婦からガイドの説明がさっぱり分からないので、聞いているうちに話すようになったHenry夫妻と(C)。面白い人で1932年生まれ、トイレの技術者だったと言うから、日本にはTOTOと言う会社がしりが洗える便器を作っているが、知っているかと聞くと、当然知っていると答えた。オレのキャノンは新品だがお前のオリンパスは古そうだ、お前が言う「時間があるが金がない」というのは本当らしい・・・とか、楽しかった。
帰り道メディスン湖畔、羊の一種ビッグホーンシープの出現で交通渋滞(D)、一段落して道路わきに休むビッグホーンシープ(E、YouYouが撮り名前まで調べたリーストチップムック(F)。マリーン渓谷にも寄った。
ウイスラーズ山にゴンドラで登る。1000m近くも上がることを忘れて防寒着を用意しなかった。30分もせずに退散。ウイスラーズ山から観たジャスパーと付近の山容(G)。
2005年7月19日(火)晴 万歩計 20000歩  アイスフィールドパークウエイ
YouYouは昨日の負傷にもめげず元気。今日はレイクルイーズからジャスパーまで93号線アイスフィールド・パークウエイ240kmを走る。その間コロンビア大氷原を始め多くの見所に立ち寄る。
93号線はドライブしてみたい道だった。実際走ってみて、走り易い。最高速度表示が90キロから30kまで変わるが、それは走行の安全と、動物保護のためとおもわれる。比較的ドライバーは遵守しているようだった。
見所についてはビューポイントのマークか、場所名の表示があるが、そんなに前から出ないので見落とさないよう注意がいる。
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<立ち寄ったところ>
クロウフット氷河、ボウ湖(@)、ボウ峠、クロッシング、助手席から見た93号線サンワプタ峠の手前(A)、サンワプタ峠から見た93号線(B)、コロンビア大氷原(C)、コロンビア大氷原と大駐車場(D)、サンワプタ滝(E)、アサバスカ滝。
コロンビア大氷原では2時間半いた。日本人ツアー2団体の中に2人だけ入り、日本語での観光が出来た。
レイクルイーズを出発して、9時間弱でジャスパーに着いた。
<出会い>
旅行をしていると、同じ人たちと何度も出会うことがある。新婚旅行中のKさんとは前日レイクルイーズのアグネス湖ハイクの途中で出会い、今日コロンビア大氷原のバスの中で出会った。多分息子たちより若いお二人の幸せを祈る。
乗用車で移動している日本人は少ない。その一組がニューヨーク在勤でバカンス中の若いご夫妻。このご夫妻とは3度も出会い、最後はジャスパーの小さなゴルフショップだった。お名前も伺わなかったが、この方々のお幸せも祈る。

ジャスパーでは「Home Away From Home B&B」に3泊する(F)。ジャスパーのダウンタウン、コンノートン通り(G)。バンフと異なりノンビリした町が第1印象。

2005年7月18日(月)晴 万歩計 25000歩  レイクルイーズ
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早朝レイクルイーズへ(@)。定番絵葉書ながらやはり見事。早朝に限る。午後はさざなみが立って山が映らなくなる。
レイクアグネス、ビッグビーハイブへのハイキングに出発。このトレイルは10km、標高差500m強、だらだら登りが続くが、普通程度の体力のシニアなら大丈夫。トレイル(A)、景色(B)、レイクアグネスに着き一休み、リス(C)、ビッグビーハイブへ向かう(D)、この直後、YouYouが石に躓いて平らに転倒。眉毛の上の擦り傷で出血。
治療後本人は大丈夫と言うが、ここで名誉ある撤退を選択。
YouYouは軽いお岩さん状態。夕食にホテルでイタリア料理を食べたが、Chucowより食べっぷりが良かった。まず心配いらんでしょう。
撤退途中にであった乗馬ツアーのリーダーのカッコいいお姉ちゃん(E)。初心者はレイクルイーズで乗馬はやめたほうがいい。山道の上り下りがほとんどらしい。
山の中腹から見たレイクルイーズ(F)。出発点のレイクルイーズホテル(G)。

明日はジャスパーに移動します。
2005年7月17日(日)曇・晴 万歩計 24000歩  Yoho国立公園
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早立ちで途中観光しながらレイクルイーズへ移動。バンフ周辺では昨日の雨雲が残っていたが、行くうちに雲が高くなり絶好の天気となった。
モレイン湖(@)やはり水の色が見事。ここは観るだけ。
エメラルド湖(A)1周5km弱の周辺トレイルを歩く。念のため、キャラバンシューズに履き替えたが、前夜の雨の影響かぬかるんだところがあり、正解。水面を見る場所により、微妙に色合いが異なって見える。
タカカウの滝(B)水しぶきがかかる所まで行ける。
今日明日泊る「レイクルーズイン」(C)いく棟か建物が分かれており、チェックインしてから駐車場所を指定される。チェックインはインターネット予約の印刷を提示したら、後はクレジットカードだけ。パスポートは求められなかった。
今日はホテルの電話回線で接続。写真減らしました。
2005年7月16日(土)曇・雨 万歩計 4000歩  バンフの日本人
今日は雨かもしれないとの予報。昨日バンフにインターネットカフエを2軒発見、それぞれ持ち込みのパソコンで接続できるとのことだった。今朝9時半ごろ、そのうちの1軒The Under Groundで接続できた。たぶんVancouverと同じShawケーブルを利用しているのだろうが、ランケーブルを繋ぐだけで成功。場所は大橋巨泉の土産物屋の入っているビルの地下1階。接続料は1時間C$6。なお、日本語バージョンのパソコンもある。
雨が降り始めたので予定を変更して買い物タイムとする。バンフスプリングスゴルフ場のプロショップに寄り、ゴルフ場のレストランでランチ。

バンフの定住日本人のこと。
年間ベースで家族も含め300人は居るとのこと。夏場は出稼ぎ者が入るからもっと多い。宿のBanffyB&Bのご主人Wさんは在住35年で古いほうから10番以内に入るだろうとの由。2人のお子さんもこちら生まれ、育ちと思われるが、日本語もしっかりしており、何より躾がきちんとしている。今は夏休み中だが、ハイキングや日本語クラスなどもあり、子供たちも忙しい。算数では公文、日本語の日記も書いていた。
バンフの水
氷河が元になっているバンフの水はおいしい。生水を何杯飲んでも平気だった。バンクーバーも生水が飲める点では同じ。
バンフの蚊
水はきれいだが蚊は多い。血をすう意欲、動作敏捷は日本蚊のほうが上。

 BanffyB&B へのリンク
左から、入り口(主人宅とは別)、正面(車は当方のレンタカー)、リビング、寝室
散歩に出かけたバーミリオン湖1
明日からレイクルイーズに参ります。見どころ、歩きどころが多く楽しみ。
日記についてはUPできるかどうか分かりません。
2005年7月15日(金)曇 万歩計 23000歩 バンフスプリングスGCでのゴルフ
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バンフの町に時々響く汽笛に引かれ鉄道駅と線路を見に行った。ちょうど長い貨物列車が通り過ぎるところだった。駅舎には人影はまったくない。線路の枕木の下に掘った巣穴から様子を見るリスを発見(@)。どこにでも居るものと、驚いた。
カナダのインデアンの歴史がテーマのラクストン博物館と展示のひとつ(AB)。1870年代の展示が多かったが、時代が明治維新と重なり合う時期なのに驚きを禁じえない。
念願のThe Fairmont Banff Springs Golf Course でゴルフをした(C)。紹介者で同伴していただいたのは宿泊しているBanffy B&Bのご主人Wさん。スタートは15:20。バンフに着いた日にWさんの予約手続きに同行したが、さすが名門コースで朝からびっしり詰まっておりその時間しかなかった。それでも暗くなるのが10時ごろだから平気。
Wさんにはラウンド中大変お世話になった。またFeeはげスト料金でWさんのお陰。
YouYouも名門でプレーできてご機嫌。いくつで回った?Chucowのも含め、野暮なことは聞かないで。

  バンフのインターネットカフエから送信しました。インターネットカフエは次のレイクルイーズになく、その次のジャスパーにはあるそうです。次の送信はジャスパーになるかもしれません。
2005年7月14日(木)晴 万歩計 30000歩  サンシャインメドウ
宿泊しているBanffyB&Bご夫妻の勧めもあって、ガイドブックにも必ず取り上げられている「サンシャインメドウ」のハイキングに出かけた。
このハイキングだけでも、バンフに来た甲斐があった。
行くにはハイキングツアーに参加するか、レンタカーを利用する必要がある。日本人の大団体が2組同じシャトルバスだったが、いずれもガイド付ツアー。
ここはバンフから車で40分のサンシャインビレッジゴンドラ乗り場で車を止め、シャトルバスに乗り換え、ネイチャーセンターまで。そこからコースが始まり、1周12KM、ゆっくり歩き、ゆっくり休んで約5時間。普通の体力の初心者シニアでもまず大丈夫。
コースの模様は写真でどうぞ。解説はつけません。湖の名前ぐらいはパンフレットに出ていたのでわかりますが、山の名前・鳥の名前はわかりません。詳しい解説のし様がないのです。この辺がガイドなし、自由旅の弱点。
花も沢山撮りましたが、Chucowはさっぱり分かりませんので、YouYouが後日調査の上、UPの予定。
<写真はクリックすると大きくなります。>

2005年7月13日(水)晴 万歩計 15000歩
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ゴンドラに乗って登ったサルファー山頂から観たバンフ(@),ここで出会った岐阜のNさん夫妻と数時間行動を伴にした。今後のご夫妻のよきリタイア生活を祈ります。
バンフスプリングホテル(A)、ミネアンカ湖畔の鹿(BC)道路をわたる動作を見ていると、リーダーらしい鹿が安全を確認し、その間群れは待機、リーダが渡り始めると後に続く。鹿の交通事故は少ないのではないだろうか?
ジャックソン湖のピクニック(D)、水が冷たいのに子供たちが水浴び。
バンフスプリングゴルフコースの下見(E)、カスケードガーデンから観るバンフ通り、絵葉書定番(F、ボウ川越しに観るカスケード山(G)。
2005年7月12日(火)晴 万歩計 13000歩  レンタカーを借りる
10:00バンクーバー発カルガリー行きエアカナダ機は定刻に到着。カルガリーはバンクーバーと時差があり一時間時計を進めなければならない。各レンタカー会社の営業所は空港構内の到着階の上の階にあり、ハーツの受付ではインターネット予約の印刷を提示、日本の免許証、国際免許証、クレジットカードを提示して、当方は保険の内容を確認し、手続き完了。営業所のすぐ裏手に駐車場があり、担当者に車の操作について説明を聞く。10分ほど点検し、走り始める。左ハンドルの感覚は気にならなかったが、やはり右側走行は要注意。1,2度間違えそうになった。
カルガリーの市内を抜けるのに道を間違え手間取った。3回道を聞き、やっとバンフに向かう1号線に乗れた。
その後は遠くにロッキーをを望む快適なドライブ。
バンフはYouYouは初めて。Chucowは10年前に来て2度目。その時より直感的に人も車も多い感じ。
<写真はクリックすると大きくなります。>
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宿泊するBanffyB&B(@)前の車はレンタカー、ボウ滝(A)、ランドル山(B)、カスケード山(C)
今日は慣れない運転で助手席のYouYouも含め疲れました。手抜き日記でごめんなさい。
B&Bのご主人Wさん(バンフ在住35年の日本人)に伺っても、ロッキーではインターネット接続が難しいとのコト。作成してもUPは先のことになりそうです。

2005年7月11日(月)曇 万歩計 10000歩  Shaw社のケーブル
今日、地元Shaw社のケーブルが引かれた。手配をしていただいたのはWanderland Toursさん。2ヶ月契約で日本円に換算して3000円程度。Chucow単独では梃子摺っただろうし、作業を速く、安くとういう点では無理。やはり滞在20年のキャリアーは大きい。Shaw社の作業も約束時間よりも早めに来て、速い。テレビと共通のケーブルに変更し、モデムを繋ぎ、会社と接続のやり取りをして、繋いでみろと言うから繋いだら、接続。真にあっけない。
Shawのケーブル経由でSO−NETに繋がり、ADSLだと思うが、日本での地元が電話局から遠いので遅いが、それより速め。

<写真はクリックすると大きくなります。>
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徒歩15分ほどでイングリッシュベイと反対側のコールハーバーに行ける。海岸にウエストエンドコミュニティセンターの姉妹である「コールハーバーコミュニティセンター」(@)があった。
受付で、プログラムにある毎週土曜日のWalkingへの参加の仕方、水曜日の太極拳24式についての質問を行い概略分かったので、とにかく旅から帰ってから覗いてみることにする。
前が観光水上飛行機の発着場(AB)、目前のヨットハーバーと背景のビル群(C)。

<明日から12日間、カナディアンロッキーを旅します。インターネットは二の次で、のんびりハイキングなどで過ごします。接続が途絶えても多分生きていますので心配しないで下さい。接続できるときは続きをUPしますので、時々は覗いて下さい。>
2005年7月10日(日)晴 万歩計 18000歩  格安の電話カード
コンビニ屋で買った格安の電話カードの紹介。このカードの情報源も、Wonderland Toursの萩原さん。この種カードの発行会社は何社もある。コンビニ屋の店員に日本に架ける一番安いのと注文し、勧められたのが左のCoastalのカード。これはC$5から何種類かあり、C$5でなんと165分架けられる。
バンクーバーの接続ポイントに架け、日本語のアナウンスに従い、バスワード番号に続き、相手の番号をプッシュする仕組み。本当に安いかなと思いつつ架けてみたら、本当だった。しかし、携帯電話が相手だと、消化がやや早いようだ。
これで、出発前にIP電話で架けられる契約を用意してきたが、使うことはないだろう。

<今日の以下の写真はクリックすると大きくなります。>
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ウオーターフロントから、シーバス(@)に乗って、バンクーバー対岸の北バンクーバーに出かけた。対岸からバンクーバーの景観を眺めるのと、ショッピングセンターの探訪である。
バンクーバーの景観はすばらしかった(A)。シーバスに乗って対岸に来るほとんどの人は北バンクーバー周辺にあるカピラのつり橋やクラウス山などへのハイキング客。ターミナルもシーバスの時間に合せてあるらしく、客が乗ってしまいわずかな人のみが残った。
バンクーバーに戻り目指したのが市内で最も高いところに在ると言われている「エリザベス公園」(B)。しかしバスの乗り換え場所がわからず手間取った。慣れてきたとはいえ、まだ10日。通りの名、バスの複雑な路線図の読み方、時間帯により通る道が異なる運行などまだよく判らない。疲れたのか、YouYouのご機嫌が悪い。

帰り道で「バンクーバー中央図書館」(C)に寄った。円形の建物で遠くからも目立つ。
ここには蔵書数100万冊のうち日本書も少しある。読むことはもちろん自由だが、貸し出しも登録すれば受けられる。登録については日本語のチラシが用意されている。それによると、資格要件はバンクーバー市内の住民など。住民であることの証明は例えば個人宛郵便物とパスポートがあればよい。有料の利用もできる。従ってロングステイヤーでも利用できる。
2005年7月9日(土)晴 万歩計 21000歩  スタンレー公園
”London Terror” について地元新聞の反応。
8日付地元タブロイド紙 The Vancouver Sun は30ページを使い特集。1面見出しが、”They will never succeed in destroying what we hold dear." とブレアイギリス首相の言葉で決意を表しつつも、23ページの意見欄では ”Is Canada next on al-Qaida's hit list? と不安ものぞかせている。
無料配布のMETROでも数ページを割き、前日のG-8におけるカナダのポールマーティン首相とブレア首相の握手写真に見出し”Canada on heightended alert "と決意とともに覚悟を求めているようだ。

8時からスタンレーパーク
にハイキング、今日歩いたのはコースの一部。トレイルは整備されており、標識も多いので迷うことはない。手洗いの設置は森の中に少ないので、女性は要注意。

森で出会ったリス。多く観るので、見慣れてしまった。




多くの人が通る池の側でやすむカルガモの親子。右は観光名所トーテムポール。

2005年7月8日(金)雨のち曇 万歩計 8000歩  コンビニ屋  レンタル携帯電話
朝から強い雨。雨が上がった昼過ぎから活動開始。
滞在日本人若者の間で有名な何でも屋の「コンビニ屋」なら、ヒョットしてケーブル接続のサービスを提供しているかもしれないと思い寄ってみた。誰でもできる方法を見つけ実践してみるのがChucowの流儀。見得を切ることもないが・・・
案の定やっており、店の奥のパソコンコーナーは若者がびっしりパソコンに向かっていた。
接続Feeは15分で75セント。パソコン持参で、40分繋いでC$2.57。働いているのはほとんど日本人。客の言葉は英語も多かった。
<7./10追記>その後、会員になればさらに安くなるのが分かった。FeeをC$1也を支払い会員になった。40分前後毎回繋いでいるが、50¢ポッキリである。
自室にケーブルが付くまでのつなぎとはいえ助かった。

コンビニ屋ロブソン店 1238 Robson St.Tel 604−682−3634、パソコン 604−684−7788    年中無休 11:00amから2:00am
帯電話のレンタルを頼んでおいた East Wind Canada社に現物を受け取りに行く。この会社は主に日本人を対象に携帯のレンタルと医療通訳サービスを実施している。
Chucowの場合、アパートに固定電話があるので、携帯はカナダ国内旅行時の緊急連絡用ツール。レンタカーで事故を起こしたときの対応、ホテル・B&Bへの連絡、Vancouverのサポーターへの連絡などである。使う時間は少ないだろう。
契約内容は申込金 C$20、基本料月C$10、911&権利代7.45C$、通話料25¢/分を選択した。この他、基本料がC$25で通話時間が175分ついたものなどがある。詳しくは上に同社へのリンクをとってあるのでごらん頂きたい。かなり安いと思う
。写真は同社カウンター。
今は19時30分。雨がすっかり上がり、日がさして明るい。これからもう一度コンビニ屋へ行き、日記のUP、メールの受発信を済ませてこよう。店まで徒歩5分。
2005年7月7日(木)晴 万歩計 20000歩  スタンレー公園ピッチアンドパターゴルフコース
<アパートの回線は少なくとも11日までは使えません。今日の日記はロブソン通りにある、滞在日本人なら誰でも知っている「コンビニ屋」という店から発信しました。Wonderland Toursさんからはいつでも遠慮なく使って下さいと言って頂いていますが、誰でも利用できる施設から、やって見ようとの発想から試みました。>

午後からスタンレーパークのPitch and Put Golf Courseに出かけた。徒歩20分。我々は持参したが、クラブ、ボールともに有料で貸し出す。プレーフィーはシニアC$7.75。18H、最長で100Yだからフルスイングできるホールはない。木がうっそうとしていて気持ちがいい。こう言ってはなんだが、YouYouレベルの人が普通だから、YouYouも余裕をもってプレーしていた。プレー中にリス2匹、アライグマの親子を見た。アライグマは撮り損ねたが、下はリスの1匹。





ゆっくり前
の組を待ちながら、1時間半。朝8:30からオープンだから食後の散歩に丁度いいだろう。滞在中何回来れるかわからないが、楽しみが増えた。
5日から接続ができない(接続音がまったくない)状態になっていたので、テストのためWonderland Toursさんを訪問。奥さんに快く施設を使わせて頂く。誠にありがたい。スタッフの萩原さん(7/4のHさん)に協力してもらいながら、so−netのアメリカデスク(全部日本語対応)にも電話を入れ、解決。推定だが、電話局が、わがアパートのモジェラー端末をケーブル仕様に変更したようだ。従ってケーブルが繋がりモデムが入る11日まで接続できない。
帰りにグランビルアイランドによる。ここはトレンディな観光名所。夕食はまた寿司屋。魚の看板に引かれ、The Sandbarという店に入ったら、偶然、出会ったのが星寿司。主人は栃木出身で、滞在21年。ネタが新しかった。
滞在1週間の浅い印象。想ったより日本人が多く、シニアの滞在先としてはイタリヤに比べ難易度は低い。誠に暮らし安い反面、英語の勉強、カナダネイティブとの交流にはよほどの努力を要する。
2005年7月6日(水)晴 万歩計 26000歩   バーナビー歴史村
<接続が不安定のため、2日間UPできませんでした。これからもありそうです。UPがなくても、ご心配なく。>

YouYouの希望により、今日は少し遠出。バンクーバー郊外のバーナビー市にある歴史村を訪ねた。左の写真。バスでスカイトレインのバラード駅、そこからスカイトレインに乗って36分かけて一回りし景色を眺め、戻ってブレントウッド駅で下車、バスに乗り換えて、デアレイクで下車したところが、目的地だった。子供の遠足みたいで、行き着くまで神経を使った。今日一日デイパスを利用。
ここには1920年代の生活が保存されている。イングランド、スコットランド、アイルランドの移民に混じって、日本人も100人程度混じっていたとの説明を受けた。それ以上の中国人もいたようだ。当時の写真、残された家で見る限り、住民の多くは極貧といってもよかった。 左は鍛冶屋。右は床屋。
                      
バスに乗りメトロタウンに向かう。ここはカナダで1,2を争うショッピングモールだそうだ。確かに多くの店があり、平日なのにそれ以上の人出に驚いた。ここの中国系の店T&Tもスタジアムの店以上の品揃えと、値段の安さを誇る。
ここの魚売り場でなんだか分からない魚の頭の売り物の品定めをしていたら、日本の方ですかと話しかけられ、売り場の雑踏で話が弾んだ。ここバンクーバーは平凡な表現だが、人種の坩堝。お互いが生活しており、日本人同士話しかけるのに警戒感は乏しい。
また、日本人が混ざってもまったく違和感がない。それはイタリアでの経験とはまったく違う点。
帰り道、ハーバーセンター展望台に上がった。右はスタンレー公園を遠望する景色。
ここでも、この展望台に働く若い日本女性に話しかけられた。英語がうまいねというと、ここの生まれとのコト、それ以上に驚いたのはきちんとした敬語で、日本語が話せた点。礼儀正しいし、ご両親の教育が伺える。

もう一つ、感心したこと。バーナビーの歴史村からバスに乗るとき、沢山の小学生も待っていた。バスが来て小学生が順番どおり先に乗ろうとしたら、若い男性(先生かどうかは分からない)が、「年長者を先に乗せなさい」と生徒を制し、生徒たちもそれに従った。私たちも、その好意を素直に受けお礼を言った。
残念ながら、今のわが国ではまず見ることの出来ない光景。
2005年7月5日(火)雨 万歩計 9000歩  
予報どおり、朝から雨。
昨日、不動産管理会社に寄ったとき、Wonderland Toursの向井社長の奥様を通し、電気の球が切れているのと引き出しの一つが壊れているの等をクレームしておいた。担当のLynnさんは明日10時以降業者に行かせるとのコトだった。ジャスト10時、電話が鳴り業者が来た。このアパートは部屋固有の番号をビルの玄関でプッシュし、住人が電話で固有の番号をプッシュし開ける仕組み。日本でも平均以上のマンションにあるシステム。業者の仕事はすばやかった。10分足らずで引き出しも直していった。一つのクレームは業者の手には負えないとのこと。こちらとしては出るときに先方のクレームになってはかなわないので言ったまでで、十分である。
右はアパートの前の道路。散歩コースとして絶好。
雨なので濡れない所に買い物に出かける。それでも大分濡れた。
バラード駅からスカイトレインに乗って2駅目のスタジアム駅のすぐ側にあるT&Tという店。この店は出会う日本人がみな勧める日本食材が何でもそろう店。店内はうわさに違わずなんでもあった。店内の会話は中国語が幅を利かせ、店員もほとんどが中国系らしい。水槽に入れて売られていた蛤を買った。夕食はボンゴレだった。
帰りはバスに乗った。スカイトレインの切符がバスにもそのまま使える。切符はシニア料金1.5 C$。これで1時間半、電車・バスのゾーン1内なら乗り継げる。ところでシニア料金は何歳からかがよく判らない。駅の掲示を見ても書いてない。カナダはシニア料金表示の多い国。あり難いが、60歳以上だったり、65歳以上だったりする。
後から別途買って置いた1日通用のデイパスの細かい字の説明をよく読むと、乗り物のシニアは65歳以上、と判った。
<何故か、接続が出来なくなりました。これをご覧いただけるのは何時のことになりますやら。>
2005年7月4日(月)晴・曇 万歩計 11000歩  ワンダーランドツアーズ
今日はアパートの管理会社 Bruce Ward社と契約書類を交わす日。契約締結の仲介をしていただいたワンダーランドツアーズの向井社長の奥様に同行いただき無事完了。その途中、ワンダーランドツアーズ社の事務所に立ち寄る。奥様に社名・写真公開の了解をいただいたのは右の写真。奥様とスタッフの方。一人よそ者が入っていますが・・・
ワンダーランドツアーズはテレビを中心としたリサーチ・ロケハンなどの総合コーディネイト、カナダ・アメリカ等への企画旅行手配をしている会社。社長の向井さんはH社の現地駐在でもあります。
Chucowからネットに普通回線で繋いでいると申し上げてあったので、同社が採用しているケーブルでテストしうまく行くようなら、同じ形でやれば好いと勧められた。テストの結果、見事so-netに接続!!早速、2ヶ月契約、モデムレンタルも含め、費用は数千円とのコトで、お願いした。近々設置されるはずなので、そのとき詳細をUPします。それがうまく行くと、作業の負荷がずいぶん軽くなる。
もう一つ報告。同社スタッフのHさんの勧めで、携帯電話のレンタルを受けることになった。これについてはたぶん金曜日の日記にて詳細をUP出来るでしょう。
左は一応観光客が行くところにも行ってみようと、ギャスタウンに寄った。左は町の名前の由来になったギャシージャックの像。右は蒸気時計。どちらも観光記念写真の定番ポイント。
失敗談。疲れたのでバスに乗ろうとしたら、コインでないとダメ、と断られ、スゴスゴタクシーを捕まえた。費用的にはチップも含めバスより4 C$多かっただけだが、タクシーには乗らない方針を早くも破ってしまった。
2005年7月3日(日)晴 万歩計 12000歩

                                昨日の歩きすぎの所為か、昨夜も寝つきが悪くなんと目覚めたのは10時頃。日本ではまずないことなので、生活のリズムが何時間か後ろにずれているようだ。
今日は持ってきたEricsson社の携帯電話がこちらで使えるかどうかをはっきりさせたい。というのはCIMカードの問題は解決できるめどがついたのに、数ヶ月前のテストでうまくいったバッテリーの充電が直前のテストでは充電のチャージランプがつかないことが判明。
充電の可否をチェックするため、国内の携帯屋、日本Ericsson社に問い合わせたが判らないとの由。
GSM1900電波が流れているカナダでチェックすればすぐ判るはずだ。
Ericssonn社のサポートMailでRogerersかFidoの携帯屋でよいとのコトだったので、部屋にあった電話帳で調べ電話すると、日曜日だがRogerersがやっているので出かけた。場所は 1295Robson St.。場所探しはおそらく日本よりやさしい。通りに番地?が振ってあるだけ。
店の親父とのやり取りですぐ答えが出た。店の親父の携帯のCIMカードをはずし当方のにつけたが反応なし。バッテリーが充電されてないよ。充電しようとしたがダメなんだよ。それではもう一度試みて充電できたら来てくれ。バッテリーそのもののチェックはここでは出来ない。以上により持参の携帯使用は諦めた。別の方法を考えよう。
足を伸ばし、スタンレー公園に向かう。この公園は日比谷公園の27倍といわれる広さ。うっそうとした巨木に覆われ、その昔は当然ネイティブインデアンの持ち物だったが、今はカナダ海軍が持ち、年間1C$で市が借りているとのコト。歩いてゆけるところに立派なハイキングコースがある。
ゴルフのミニコースもある。気楽に手ぶらできて、楽しんでいる。上の写真。Feeはシニアで7.75$。20回の回数券を買うと、105$。近いうちに来たいとYouYou
が言う。やっている人を見て自信を持ったらしい。
スタンレー公園につながるイングリッシュベイに出る。すぐ上の写真は日曜日に憩う人々。左はカッコいい中年組み。挨拶して撮った。歌はうまかった。
イングリッシュベイは海水浴場でもある。LifeGuadの看板を掛け、ノンビリ警戒する担当官。下の写真。これも挨拶して撮ったが、美人警官?愛想よし。もっとも泳いでいる人は寒
いのでまだ少ない。
2005年7月2日(土)晴 万歩計 18000歩  Community Centre

昨夜は12時半ごろ就寝するも、すぐは寝付けず。アパートは自動車の音、館内の音まったくなく静か。
Chucowは8時ごろ目覚め、メールチェックの後テレビを付ける。経済ニュースだがまったく判らず、天気チャンネルに切り替える。地名、天気用語、数字の発音に加え、文字も出るので、凡そわかる。明日はほぼ晴れ、月火は雨模様。
YouYouも起きて来て、ぐっすり眠れたとのコト。パンと牛乳だけのきわめて簡素な朝食。
10時ごろから徒歩10分のイングリッシュベイに散歩。二人とも長袖だったが、YouYouは寒いという。海は想像より狭く、対岸が近くに見える。早々に切り上げ、海岸通りからバラード通り、ロブソン通りと、Vancouverでも最もにぎやかな地域の一つを店を見ながらブラブラ。昼食は平凡にスターバックスでサンドとコーヒー(上の写真)。2人で14C$。
スーパーマーケットで夕食等の買い物。今日確認したところではアパートを中心にスーパーが500m圏内に3軒。右写真はその一つ。買い物はパソコン管理しているので後ほどまとめてUP。(誤解のないように一言、日本ではどんぶり勘定)。
ひとまずアパートに帰ると、アパートのまん前にある教会でちょうど結婚式。下の写真を撮り、近づくと花婿が近づいてきて握手。おめでとうを英語と日本語で申し上げ、撮ったのは下の小さい写真。
休みしてWestendCommunityCentreの入会申し込みに出かける。歩10分。受付の女性を相手に申し込みのやり取り、幸運にも聞きなおし、聞かれ直しがまったくなく手続き完了。年間会費が二人で9C$(シニア料金)。名前と住所(Vancouverの)を書かされただけで、念のためパスポートを持っていったが、見ない。シニアというのも自己申告。
館内はフィットネス、焼き物実習など、土曜日のせいかそこそこの入り。夏のプログラムを貰ってきたので、後ほど参加するプログラムを二人で検討しょう。(詳しくは生活あれこれをご覧下さい。WestendCommunityCentre)。
イングリシュベイに沈む夕日が観たいと想い、時間を調べたら、次の通り。今日は見物止め。
日の入り;9:20
日の出;5:12
日照時間;16:08   これでは1日が長いはず。まともに頑張ると持たない。

2005年7月1日(金)曇り 万歩計 13000歩 初日  建国記念日

予定通りの行程にて、何事もなくVancouverのアパートに到着(途中の模様・アパートについては追ってUP)。到着したカナダは今日は建国記念日。写真は、空港まで迎えに来ていただき、市内の案内をしてくれた(株)飛行船の現地駐在日本人Mさんに教えられた建国記念日の賑わい。
アパートで早速インターネット接続を試みて、普通回線でGRICの接続ポイント経由でso−netに一発で繋がる。ADSL利用については明日以降に持ち越し。
8時ごろから夕食を食べに外出、まだ明るい。やっと10時ごろになって暗くなった。日本との時差はー16時間。ブラブラと繁華街の通りに向かい、5分足らずでロブソン通りにいたる。最初に目に付いたのはなんと寿司屋。しまりがないが機内食で食欲がないことでもあり、入る。繁盛している店だった。その後スーパーにより、朝食、洗剤、パソコンのマウスなどを買い帰宅。現在は11時ごろ、さすがに疲れた。
(今日の日記は大雑把、お許しあれ。)
2005年6月25日(土)サーバーにある不要ファイル削除
ホームページのサイトをふたつに分け、「定年からの海外ロングステイ」は引続きSO−NET、「Chucowサロン」はINFOSEEKとした。「定年からの海外ロングステイ」の容量はIBMホームページビルダーのサイト容量では6.8MBとなったが、SO−NETのサーバー上の容量は38MBもある。差額の30MB強はindexからリンクの切れた不要ファイルと思われる。サーバ上の不要ファイルの削除はやったことがない。しかし削除しておかないと、SO−NETの制限容量は50MBなので、滞在の途中で容量オーバーを起こしUP出来なくなる恐れがある。
まず、SO−NETのUページサポートにメール照会したら(Uページについては電話サポートは不可)、フリーソフトFFFTPの活用を勧められた。FFFTPによりindexと直接リンクしていた主要ファイルは削除出来たようだが、大容量の画像等サブファイルは内容が見れないので削除が困難。
IBMホームページビルダーの電話サポート(0120-558-695)に照会したところ、サーバ未使用ファイルの検索・削除(サイト→転送設定→サーバ未使用ファイルの検索)を勧められた。このソフトの好い点はサブファイルの内容がブラウザ上で簡単に確認できること。かつてUPした日時を見ながら一部ブラウザ上で内容確認をし、約900のファイルを1件づつ削除することによって、やっとのことで容量を30MB減らした。パソコンの調子が悪いうえにADSL回線の調子も悪く、フリーズの連続でほぼ1日を費やした。暇人でなければ到底出来ないと痛感。
2005年6月1日(水)航空券の予約
Vancouverへの往復航空券の予約をUAで完了。料金は2ヶ月有効で107,000円強。
2005年5月29日(月)国際免許取得

国際運転免許証の取得手続きを行った。発給は最寄の運転免許センター(警察署でも可)。
参照URL:海外旅行と国際免許ガイド

必要書類
1.外国に渡航することを証明する書類→パスポート
2.現に受けている免許証(提示)
3免許証用写真 申請前6ヶ月以内に撮影した無帽、正面、無背景で、胸から上が写っているもの。1枚。5.0×4.0センチ。

4.国際免許証交付申請書
手数料:2,650円

実際の手続き
「国外免許」の窓口にパスポート、免許証、写真を提示すると国際免許証交付申請書用紙をくれる。別の窓口で2,650円の証紙を買い、見本を見ながら必要事項を記入、「国外免許」の窓口へ提出。待つこと10分足らずで発給された。全工程20分ぐらいか、あっけないほど簡単。
2005年5月8日(日)HPの編集
4月中旬からHP「定年からの海外ロングステイ」の改定作業を行っていたが、予定の8割方おわった。その概略は次のとおり。
*「.Canadaロングステイ」の新設 出発までに準備編は立ち上げたい。
*HP全体の再編成。スタイルを取り入れてややスマートに仕上げたい。果たして思い通り行くか。
*「ChucowサロンとGorinkwyひろば」は別構成とし、InfoseekでUP。
2005年3月9日(水)宿泊先・航空券・レンタカーの予約
 3/1からカナダ行きの準備を開始、今日までで一段落した。今回のカナダロングステイの構想は昨年から暖めていたので、概略は決まっている。7月中旬出かけるカナディアンロッキーは超繁忙期にあたるので、最優先でネットにより宿泊先予約の手配をした。Banff、LakeLouiseについては当初予定して宿泊先が既にふさがっており、日程、宿泊先の変更をした。カナディアンロッキーは1年前から予約が入っているところもあるようなので、手配は早いほうがいい。2ヶ月間の滞在拠点になるVancouverのアパートは5月中に予約できる見込み。
航空券はまず国内線のVancouver〜Calgry往復を予約。Vancouverへの渡航便が確定するのは6月に入ってからか。
レンタカーHertzで予約。
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