物の値段、ごみ処理、使用頻度の高いもの、滞在費用、お金の引出し、滞在している家 帰国時の荷物搬送、日常の自炊、持参した薬品、海外旅行保険、日本人医師など現地情報の纏め。帰国してから、日記を整理し纏めたものもありますので、一部は滞在日記と重複しています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1EURO=116円 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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地元スーパーのチラシの一部 |
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ゴミはプラスチック、紙、缶・ビン類、生ごみに分別して、近所においてある鉄製の容器に捨てる。分別は日本に比べ大雑把。 捨てるのはいつでもよい。またどこの場所の容器と決まってはいない。とくに生ゴミ入れは町内のあちらこちらにあるので、近いところに捨てているようだ。日本のように捨てる日が決まっており、町内で当番が回ってくるというのではない。 回収は月・木・金の早朝6時ごろから回っている。費用は税金で処理されているようだ。大家さんからも費用負担の話はない。 わざわざ、ゴミのことを書いたのは、鉄製の容器を紹介したかったため(写真)。 この容器はローマその他の都市でも見たから、イタリア全体だろう。 日本のカラス対策は一発で解決するだろうし、面白いと思う。しかし、多分採用にはならんだろうね。きめの細かい分別処理、置く場所、費用など反対理由はいくつも出てくるだろう。ごみ処理は何省の所管だろうか? |
左から、プラスチック、紙、ビン・缶、生ごみ(2) |
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こちらに持ってきたもので、良く使っているもの、あまり使わないもの色々。 使用頻度の高いほうから ☆☆、☆、× |
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・滞在中の生活費を安全に確保するため、次の6種類の方法を用意した。 @シティバンクカード A東京三菱インターナショナルカード BDC・マスター ゴールドカード CUC・ビサカード Dトラベラーズチェク 円 E現金 円 実際使っているのはほとんど@。予備としてもって来たYouYou名義のAは手数料がかかるため使っていない。Eは試しに地元の銀行で両替しただけ。 結論は以上の通りだが、カードで引き出せない事態もありうるので、必ず複数の方法を用意されることをお勧めす る。 イタリアではATMの一日の引出し限度が、240EUR。主にセキュリティ対策のためとの由。 |
シティバンクカードの引出し方 「ご利用の手引き」を見ても、簡単すぎてよく分からない。一度お金が出れば後はなんでもないが、不安が付きまとう。イタリアのひとつの機種の使用方法を参考までに写真で説明。番号は写真番号に対応。 @「PLUS」のシール表示のあるATMを見つける。 A左上のシールの下のカード挿入口から、カードを挿入。 Bしばらく待つと、使用言語の選択画面がディスプレイに表示。 普通の日本人はENGLISH表示の横のボタンを押すだろう。 Cディスプレイに、ENTER YOUR PERSONAL NUMBER AND PRESS CONFERMA DATO KEY IF YOU MADE A MISTAKE PRESS THE YELLOW KEY IF YOU WANT TO QUIT PRESS THE RED KEY が表示されるので、4桁の暗証番号のボタンを押し、ボタンの右端にあるCONFERMA DATOと青色で記入されたボタンを押す(写真では分かり難いが、右端に上から赤、黄、青色で記入されたボタンがある)。 D金額選択画面が表示される。(この金額選択画面が表示されないときは、暗証番号の押し間違い等がありうる。暗証番号は2度間違うとストップがかかり、日本のシテイバンクへ連絡しないと解除されないという面倒なことになるので要注意)。選択金額の横のボタンを押す。イタリアでは最高240euro。 E少し待っていると、カードが戻り、お金が出てき(@の下の口)、明細書が出てくる(Aのシール表示の上の口)。お金の間違いもありうると聞いているが、今のところない。 |
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@ |
A |
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B |
C |
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正面 | 生活というからには住まいのことを抜かすわけにいかないので、少し触れる。滞在しているのはAMELIAという小さいが古い街の新市街地にある3階建て民家の3階1フロアー。居間、寝室2、台所、風呂・トイレ・洗濯場兼用、ベランダ3箇所、占有面積としては結構広い。何へーべ、何坪と表記すればいいのだが、よく分からない。実感としては日本の我が家の1階よりは広く2階を足したのよりはやや狭いぐらいか。 テレビ、食器、なべの類、全自動洗濯機、セントラルヒーターがある(暖炉もある)。電話・クーラーはない(クーラーは民家ではまずない)。要するに生活できる道具は最低限度そろっている。 セキュリティーはいい。建物、3階部分、寝室それぞれに鍵がある。訪問者があった場合はインターホンで確認して、3階のスイッチで建物のロックをはずす。 |
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居間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
裏側の景色 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ダイエットを意識して、朝はパンにマーガリンかバターをつけて、牛乳。野菜が若干。YouYouはパンの代わりにヨーグルト。こちらのは日本のより濃い。 昼はパスタ類かパン(サンドイッチ)。BARで食べることもある。1回300円程度。BARというのは日本の飲み屋のバーではない。飲み物はアルコール、ソフトドリンク、食べ物は、パン、パスタ、ピザ、ジェラートなど店によって違う。雑貨品を売っていたりもする。町で見かける店で一番多いのがこのBAR。開いている時間も長い。ちなみにコンビニはないので、機能的にはコンビニに近いとも云える。 自炊の道具は最低限だが揃っており、夜はパスタ類とご飯ものが半々。ご飯もののときは当然日本食ということになる。日本米に似た米が地元のスーパーで売られている。 炊飯器がないので、なべで炊く。初めは旨くなかった。YouYouはガスレンジの火力が強いためとろ火の調節が難しいと言っていたが、レンジ4台のうち火力の弱いのを発見して、レンジを使い分けることにより、炊飯が格段に上達した。慣れてくると、現地の食材を利用して、ほとんど日本食といえるものを食べていた。 こちらでは魚よりやはり肉が旨い。かつ安い。肉を多めに食べても、胃にこたえないのは不思議だ。日本では少し食いすぎると大田胃散を飲んでいたが、こちらに来てほとんど飲んでいない。 |
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滞在した家のキッチン |
キッチンの隣のリビング |
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日本に荷物を送る一般的な方法は、郵便小包みと宅急便。どちらの方法を取るにしても輸出扱いとなるが、本人から本人宛で[別送品]扱いにした場合は関税が免ぜられ、隣の家、あるいは子供の家宛てでは関税がかかるとのこと。宅急便のサイズは3辺の和が150cm以下、重さ30k以下、スーツケースで料金は23000円強。イタリアの郵便小包みは重さ30k以下、サイズ制限は不明(当方の能力不足)、料金は宅急便の10分の1以下。 なお、宅急便の担当者から宅急便に食料品(パスタ類でも)を入れると検疫に引っかかり、費用を15、000円ほど請求されると注意を受けた。明細書に明記したが、運良く?問題なく受け取れた。 次の理由で宅急便を選択。 @イタリアの郵便局よりペリカン便のほうが信頼度が高いこと A私たちの旅行は荷物発送後3週間以上続き、本人宛にして帰国後受け取るには(帰国前は受け取る者がいない)途中で費用なく保管してもらう必要があるが、宅急便は自由が利き可能だが、郵便局は無理ということ。 アメリア滞在後、20日余りの自由旅行中の移動を考慮して、2つ持参したスーツケースをひとつ減らしたいというニーズがあった。私の場合は特殊なケースだと思うので、一般的には郵便局になるのだろう。しかし、郵便局でスーツケースを送れるかどうかは確認できなかった(多分難しい)。 <ローマのペリカン便窓口> 場所はローマ三越の筋向い。ここでは同じ日本人担当者が、JTB・DC窓口・宅急便その他幅広い業務をこなしている。(JTB Travel Plaza via TORINO 32 A/B 06−4890−4745) <スイス グリンデルワルドでの搬送> 荷物の重量制限(AFの場合は23k)をはみ出しそうな物を郵便小包で搬送。 グリンデルワルドの場合は、郵便局と直接やり取りしなくても日本語観光案内所が全て代行してくれる。不着の場合のクレームもそこに言えばよい。航空便で1週間から10日、別送申告はいらない、また本人宛にする必要もない。ただし大きさは規格品の箱があってそれを使用する必要がある。 |
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アメリアに滞在した2ヶ月間は費用をパソコン管理したので正確。移動型の23日間は時間のゆとりがなくパソコン管理を止めたので、概算。 費用は全て2人分の合計。費用はすべて2002年当時。 分かりやすくする為、1EURO=116円、1Sfr(スイスフラン)=80円で円換算。 <まとめ> 総費用(83日間) 141万円(1日当たり 17,000円) アメリア滞在(60日間) 54万円(1日当たり 9,000円) 移動中(23日間) 47万円(1日当たり 20,000円) 航空券、鉄道、宿泊、食費についてはほぼ予定どおり。 インターネット費用は携帯接続の為、機材購入・CIM(プリペード)カードなど、予定外の支出。 |
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アメリア滞在費の明細(60泊)
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3ヶ月近い旅行では海外旅行保険の加入は必須である。しかしその保険料は最低保障のセットでも2万円を超える。 私たちの場合はDCゴールドカードに付いている海外旅行保険で対応。DCゴールドカードの年会費は1万円。それで保険の保障は死亡・後遺障害5000万円、治療150万円、携行品損害50万円、救援者費用150万円、その他。保障期間は90日まで、何回でも可。 DCに限らず、年会費をそれなりに支払うタイプのクレジットカードなら、保険が付いていると思われるので、先ずそれを確認されるのが肝要。足りないと思う分だけ、追加加入すればよい。 クレジットカードについた保険では支払いを受ける時、保険会社の注文が多いのではないかと心配する人もいる。私の場合イタリアで盗難に会ったとき、現地警察の証明書で、スムースに支払いを受けた。 |
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イタリア語で病状の説明が出来ないので、ローマとミラノの日本人医師のデータをネットから得て、印刷し持参した。幸いにして、この資料を使うことはなかった。 ローマ中田吉彦医院 Tel/Fax: +39-06.63.81.924 ミラノ 森下・アッカーメ・京子クリニック Centro Medico 内 Via Visconti di Modorone 7 Tel 02−76004568 (日本語) 診療 月曜日−金曜日 9.30−13.00 |
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